謹賀新年 in 2018

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお付き合いくだされば幸いです。

・雲上に富士のほかなし初日の出

・白銀の日当たり初めし淑気かな

戌年や酉は名残の寝正月

           recoca

皆様のところは初日の出は見れましたでしょうか。私のところは、初日の出のスポットを知りませんし、第一そんな早朝は白河夜船です。そのかわり、立派な初日没が見れます。ただ、富士山頂上のダイヤモンドよりは大分ずれたプラチナくらいですが。

今年も猫ちゃんにあやかってのんびり余生を過ごせたらいいなと思っています。

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●作品その2 椿(女房は山茶花?といっていますが、椿のつもり)

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椿の句です。正月早々縁起が悪い? でもこれが人の世の現実なんですから目を背けてはいけません。

・人の往く椿の落ちるその朝に

・椿落つぴんぴんころり人も又

         recoca

●新年の記事第一号は、前にお約束した「2羽目の白い烏」にするつもりで準備したのですが、その原稿がどこかえ消えて見当たりませんので差し替えます。しかし、近日公開は変わりません。

●TPP

大分前、オバマさんのとき作った原稿なんですが、ここへ載せたかどうか記憶にないので、再投稿かもしれませんがご容赦下さい。

内容はオバマさんのとき大議論になっていたTPP加盟でどんな問題がありそうかについてです。農産物とか物品の関税についての議論は分かりやすいのですが、油断すると米国の真の狙いにはまるよ、という雑誌の記事に感銘を受けて書いた記事です。トランプさんに代わって当分その恐れはなくなりましたが。

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近年脳の血管が破れて出血する病気、脳出血が減ったそうです。理由は栄養状態の改善。その代り増えてきたのが脳梗塞、つまり脳血管の血栓による閉塞。脳梗塞も後遺症を伴う致命的な病気であるが、最近「tp-A」という名の特効薬ができて、薬だけで血栓を溶かし大した後遺症もなしに全快するようになったとのことである。ただし発症後4時間以内の注入が条件なので、おかしいと思ったら即救急車。

ありがたいことに、この血栓溶解の成分は体内で随時作られている。そして、日常の有酸素運動で量が倍増するということなので、毎日何千歩か万歩かしれないが歩いていれば、歩かない場合に比べて何倍も脳梗塞リスクが減る。(以上NHKTV「ガッテン」)

さて、この薬は一瓶何十万円という高価な薬である。幸いなことに我が国においては、薬効さえあれば薬価を理由に保険適用を除外されることはなく、どんな患者も平等に最適治療を受けることができる。私たちはこれを当たり前のことと思っているが、実はそうではなく、例えば米国では今これが大問題になっている。

もともと米国には、日本のような公的な皆保険制度がないので民間保険頼りだが、掛け金が高額すぎて貧困層は入れない。かといって自費ではなおさら医者に行けないので、拡大する貧困層の無保険、無医療が大きな社会問題になってきた。これを解決しようと、オバマ大統領は昨年「オバマケア」と称する低所得者高齢者向けの公的医療保険を作って加入を義務付けた。発想はよかったが運用が中途半端なために致命的な問題が続出した。一番の問題点は、公的資金不足を理由に、オバマケアの大半を民間保険会社に任せてしまったことである。その結果どうなったかというと、医療が商業ベースで適用されるようになってしまった。つまり、診療の主導権が医者ではなく保険会社に移って、損得勘定で行われるようになった。その結果たとえば、業績の悪化した保険会社は高価な医療の実施を拒否するようになった。tp‐Aのような高い薬は自費でやってくれとなるかもしれないということである。実際に、オバマケア以降、医療費が払えなくて自己破産になる人が急増という信じられない事態になっているらしい。

これは、対岸の火事だろうか。実はそうではない。今発効しようとしているTPPにその危険が潜んでいる。米国の巨大保険会社が次の標的にしているのがまさに日本の公的医療保険といわれているから。TPPの貿易自由化の大義名分のもとに、米国でやったように日本の医療保険に参入しようと狙っていることは十分考えられる。日本政府にはぜひこの一線は死守してもらわねばならない。

貿易自由化、グローバリズムというスローガンに騙されるとろくなことはないことはこの20年日本社会は苦い経験として学んだはずだ。すなわち、一億非正規労働者化と貧困化。汝、再度同じ轍を踏むなかれ。

 

 

試供品=作品1

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どうしても、筆の塗り斑が取れないのです。一枚2円のハガキ用紙が絵の具を吸い取らないのと、100均の水彩絵の具がまずいのではと思っています。技術の未熟は棚に上げて。

簡単な絵の構図でも空間認識の養成、再生には非常に効果がありそうだということが分かりました。つまり認知症の予防改善に著効あり。

始める新しいこと、その2

ずばり、前向きな言葉(楽天思考の言葉)しか考えない、つぶやかないです。

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「口ぐせの魔術」佐藤富雄

「もう年だから」、「どうせ能力がないから」・・・。何気なくつぶやく言葉が人生を決めている。
・人の脳は新しい脳と古い脳に分かれている。新しい脳が思い描いたイメージに古い脳は反応する。この古い脳は現実にあった事と、想像しただけのこととの区別が付かないため、現実はどうであれ、できるだけ「良い想像」をしたほうが良い。その際は、頭で想像するだけでなく、言葉にしてつぶやいたほうが脳は理解しやすくなる。
・つまり、プラスの思い込みが人生を大きく好転させる。「余裕がない」、「とても無理」という言葉は、人生における禁句である。
・日本仏教の宗教家たちもこの原理を利用している。たとえば、法然親鸞。「下賤の者も、無知の者も念仏を唱えることで等しく救われる」、「ただ念仏を唱えうだけで救われる」と教えている。つまり、救われるためには「キーワードの言葉を口にしなさい」と言っているのである。(学生の頃、このことを習ったとき、ずいぶんと気休め的なこと(つまりいい加減なこと)を言っているな、と思ったことがあるが、実はそうではなく、深い心理学的な根拠があったのである。まことに恐れ入りました。)自分なりの成功キーワードを作って念仏のように唱えると良い。
楽天思考
「もう」の口癖をやめて「まだ」にする。財布の中身が千円札1枚だったとき、「もう千円しかない。」ではなくて「まだ千円もある」と考えること。「もう70歳か」と落ち込むのでなく「まだ70か」と楽天的に受け止める。
悲観的になりそうなとき唱える言葉
「自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになる。
「自分に解決できないことは、自分にはおきない。
「自分に起きた問題の解決は、途方もない方角からやってくる。

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付録ですが、これらの言葉を思い浮かべるとき、瞑想と共に行うとより効果が高いと思います。瞑想で「無の境地」になるのは難しいと思いますが、前向きのことを思い浮かべることはできると思います。深い瞑想状態になればなるほど、前頭葉の理性(そんなはずはないと理性的に思うこと)のバリアがはずれて、思ったとおりのことが脳の深層に植えつけられる。そうなると、嘘か本当かは無関係に脳はそのまま信じてしまうのです。そうすると、それが実際の行動に反映されるようになる、つまり思ったとおり現実になるのです。いままでの人生は迷走に終始してきたので、ここらで心を入れ替えて瞑想に切り替えます。ちょっと遅きに失しているかもしれませんが。あっ、こういう後ろ向きの考えがダメなんです。新年から気をつけます。

そこで、新しく始めることの②

瞑想をする。そして前向き、楽天的な思考を行う。後ろ向き、悲観的なことは考えないしつぶやかない。

 ・神仏に任せしあした日向ぼこ

・悩みごとケセラセラにて日向ぼこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しいことを始めるとき

新年を期して何か新しいことを始めること企んでいますか。

若い人にはどうか分かりませんが、老人にとってはボケないために特に大事らしいです。

「アサヒスタイル」1月号の記事に丁度精神科医の先生が寄稿しておられるので抜粋させていただきます。

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「新しい物事を見たり聞いたりすると、快感を感じる脳の神経伝達物質ドーパミンが出て、楽しい気持ちになるんです。楽しいときは人にやさしくできるし人間関係も広がりやすい。一つのことをはじめることで、いくつ物派生的なよいことが期待できます。

目標を立てるときに大切なことが三つあります。まずは明確であること。具体的に。例えば「英語を勉強する」ではなく、「英語で仕事が出来るようになる」と言う具合です。ふたつ目に数値化すること。たとえば、「今年中にTOEIC720点取る。」最後に、ちょっと背伸びすれば達成可能な目標であること。とんでもない目標は挫折の原因です。まずはやってみることが大事。前向きな気持ちになるために小さな感動を積み重ねることをおお勧めします。なんでもいいですから一日10回くらい驚いたり感動したりして口に出してみてください。始めたいことが思いつかないなら例えばこんな小さなことでもいいんです。

芝生に寝転んで青空を見る、筆で手紙を書いて大切な人に送る、行きつけの店を作る、早起きしてラジオ体操、いつもと違う道で帰る、等。

三日坊主にならないために大事なのは、挫折しがちな最初の一ヶ月に小さな達成感を感じ続けて自信を養うことです。三日坊主になる人は0か100かで考える傾向があります。できなくてもまた最初からやればいい、少しでも続けていれば成果は現れます。

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保坂隆医師、石田淳氏の記事から抜粋

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三日坊主を避けるのに私が最も効果あると思っているのは、上の図4の「家族や友人に宣言する。」です。自分の場合はブログ記事で公にする、です。

そこで、今念頭にある新規事業を公表します。ふたつあります。

①絵手紙

数値目標⇒お正月に第一作目を公開する。

②明日の記事で。

・渾身の絵手紙遊び筆はじめ

 

 

 

選挙中間情勢発表されると・・

我が町東久留米市市長選挙が24日にありました。まず自己反省。クリスマスパーティ真っ最中、午後8時締め切り時刻と同時にアッと気が付いたが後の祭りでした。

・一票を忘れて苦しクリスマス

選挙のときいつも思うのですが、選挙情勢の中間発表というのが大々的に行われますよね。あれってどうなんでしょう。あらぬ影響を及ぼさないのかなー。全国的な選挙ほど詳細になされる。今回の市長選挙はローカルということもあり、ただ「非常に接戦」という漠然としたものでしたので大勢を左右する影響はなかったと思います。結果はその通りだったから、観測は正確でした。どうやっているのだろう。無差別電話作戦?しかしあんなもの、時々うちにもかかってくるけど、すぐ無視して切ってしまうのですが、まじめに相手をして答える人が多いのだろうか。

おもうに、非常な信念をもって投票先を決めている人はかなりの少数派だと思いますがどうでしょう。その前提に立つと、選挙情勢の中間発表というのは、たとえそれが客観的で観測が正確であったとしても、その他大勢の心証を左右する原因になってまずいのではないかとずーっと思っています。

試しに心理学のハウツウ本をめくってみて、ますますその意を強くしました。

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・周囲の意見に流される「社会的証明の法則」

身の回りの人が評価しているものや人物のことことをつい信用してしまうのが社会的証明の法則。周囲に迎合する癖の強い日本人にはまりやすい傾向あり。

・相手の同情を引く「アンダードッグ効果

選挙では同情票という言葉がある。明らかな劣勢が予想されたり、身内の不幸など何らかの不幸な境遇に置かれた候補者が意外にも当選するケースが少なくない。人には、不利な状況にあるものに手を差し伸べたくなるという心理があるからである。これを心理学ではアンダードッグ効果という。負け犬はかわいそうだからこれ以上いじめてはいけないと思ってしまうことが語源。

・集団心理の「バンドワゴン効果」と「スノップ効果」

集団心理の両極端のパターンです。前者は多数派の意見に流されること。バンドワゴン効果とはパレードの先頭で音を鳴らす楽隊のこと。選挙でバンドワゴン効果が発揮されると、「圧倒的に優勢で勝ちそうな候補」に投票する現象が現れます。

しかし、天邪鬼な人はバンドワゴン効果に常に反する行動を見せるので注意。時勢に乗ることを嫌いわざと少数派になびく。これを「スノップ効果」とよぶ

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いかがでしょうか。今後も選挙の時は必ず中間情勢の発表があるので、自分は何があっても流されない信念派か、あるいは大勢に適当になびくその他大勢派か自省して見られるのも一興かと思います。

話は変わりますが、アンダードッグ効果が及ばない世界があるようです。⇒学校

いじめで自殺する生徒が後を絶たないが、先生はじめ周囲はそのの生徒がいじめられている光景を見てなんとも思わないのだろうか。ますます頭にのるバンドワゴン効果一辺倒の世界に見える。

クリスマス

RECOCAのクリスマス in 2017。

①昨日午前 

オカリナ@教会

演奏曲

アヴェ・マリアシューベルト

G線上のアリア(バッハ)

・アメージンググレース

・聖夜

②昨日夜 クリスマスパーティ@娘夫婦宅

③今日午後 小学校でオカリナ

予定曲

・聖夜

・アメージンググレース

・コンドルは飛んで行く

もののけ姫

翼をください

●昨日クリスマスの日に、ご丁寧にも東久留米市長選挙と市議会補選なので,自業自得の投票率37%。

・クリスマス窓を開ければ市長選

・よろよろと投票に行くクリスマス

●娘夫婦宅のクリスマスパーティ

婿さんが日本料理人なのでおもてなしが大好き家族。なんと友人等招待客含め18人。

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RECOCA宅で焼いたチキン

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解体後

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いつも寿司からなくなる。

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シェフお好み盛り合わせとローストビーフ

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デザート。長崎銘菓ポンパティのワッフル。あれっ、どうしてここにあるの。これはね~、長崎のサンタさんからだよ。

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プレゼント交換のくじ

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プレゼント交換でゲットしたお菓子。これ、食べる?

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我慢

「我慢」というのは、臥薪嘗胆、石の上にも3年とか、耐え忍ぶことは美徳のように思っていますが、仏教では七慢の一つで、克服すべきマイナスの心でした。ある健康冊子で勉強しました。つまり、我慢を積み重ねると、いずれ限界を超え些細なことをきっかけに爆発してしまう恐れがある。お釈迦様は先刻お見通しだったのでしょうね。不満と思う状況に身をおくと、なぜ自分だけがそうなのか、あるいはどうにかしてこの不満な環境から抜け出したい、ということばかり考えて、現状を受け入れることが出来ない、ということでしょうか。いかなる状況下であろうとも、まずは現実を受け入れよ。全てはそこから始まるのだ、とおもえば少しは落ち着いて未来が開拓できる、と勝手に解釈しました。昨日のブログで私は15年の我慢の末の結論と書きましたが、つまり老齢にして人間が全く出来ていないということを露呈しているのと同じであることを教えられた。

克服すべき七慢

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●花

クイズ始まって以来の難問です。これなんでしょう。外国の花

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