浅草といえば寄席?
きのうは20年ぶりに寄席というところに行ってきました。サークルの女性に誘われて、ただ券が余ったからと。
場所は「上野広小路亭」の昼席。JR御徒町、松坂屋筋向いです。定員50名くらいのごくこじんまりとした席でした。
行って見てびっくりしたのは開演20分前に10m以上お客の列があったこと。ご存知のように相撲の前相撲のように、前座からスタートするわけだから、最初はお客ゼロと思っていたらとんでもない、前座さんの公演から満席でした。落語ブーム、寄席ブームと関係あるのだろうか。
それと昔と違うのは、落語の出し物が8割とほとんどであること。20年前は完全に逆だった。残念ながら、出演者は知らない人ばかりでした。木戸銭は2000円(シルバー1500円)と手頃。
上の写真でお気づきのように、靴を脱ぎ、スリッパで二階へあがります。前2列は座椅子で座りこみ、後ろはパイプ椅子です。中入りまで2時間、その後また2時間。これ全部付き合ったらお尻が痛くなる。そこそこの時間で退散しました。
その後はお決まりのティー・タイムですが、お目当ては最近開店したという、「うさぎやカフェ」。別に生きたウサギがいるわけではなく、単に店の名前です。非常に有名でほとんど満席らしいが、予約をしておいてくれたようだった。店のこだわりはアンコの味と水。ここのドラ焼きは超有名ですぐ売り切れとか。確かに美味だった。
水は、なんとハワイから空路おとりよせ。菓子にも使うし、お客さんもセルフサービスで自由に飲める。日本にも名水はたくさんあるのになぜハワイかは聞きそびれました。
わたしは、うさぎカフェ特製汁粉を頼んでみました。出てきたのは遊び心満点の器。
最中の皮の下にお汁粉の粒アンが入っている。斜めに細長い二つの皿まウサギの耳のつもりで、このお皿にお汁粉を取り分けて食べます。
あんこは非常に濃蜜で、本当に美味しいお汁粉でした。
・秋澄むやリズム小粋に寄席太鼓