●今日の文化祭、オカリナの演奏はうまくいったようです。観客は数十人と閑散としていて、空気に向かって演奏しているようなものだったので、緊張するということは全くなかったのが良かった。
●さて今日の写真俳句、題材はリチャード博士の写真「ドンバイ塀」
ドンバイ塀とは登り窯を解体した後の耐火煉瓦(ドンバイ)や使い捨てた窯の道具、陶片を赤土で塗り固めた塀で、誠に風情のある路地風景を醸し出している。
私の生家近くの常滑では土管を塗り固めた塀があり、独特のダイナミックな風情になっている。ここを土管坂という。
・猫のゆくドンバイ塀や春うらら
・日もすがらドンバイ塀に秋の風
・花の過去ドンバイ塀の夢の中
・土管坂坂を上れば石蕗の花
・遠き春夢のかけらやドンバイ塀