わが町にも菜の花と桜のコラボする場所がある。東久留米市の北に隣接する新座市の本多緑道。狭い一本道が桜並木になっており、道路脇に野火止用水の清流が流れている。野火止用水は農業用の水に乏しい武蔵野平野の関東ローム層を潤す為に玉川上水から取水している支流である。ここは酒盛りなしに純粋に花を愛でるだけの場所なので、花の盛りでも人影まばらです。
桜と菜の花のコラボ
雑木林越しの菜の花
野火止上水
●俳句
質問「季重なりはいけませんか」
回答「一句に季語ひとつが基本。季語は単なる季節の記号ではなく、その背景には多くの共通イメージを持っている。したがって、一句にたくさんの季語があると情報が多すぎて句意が分からなくなる。もちろん、季重なりの名句もたくさんあるが、それは多くの句作りをした末のことであり、初心者には勧められない。焦点のぼけない印象明瞭な句を作るために季重なりは避け、歳時記を引く習慣をつけよう、」