また10月の台風

・日本に喝入れるごと鹿おどし(ししおどし)

●週末にまた台風が接近するとの報。前に10月の台風は強烈と書いたが、これは勘違いで、10月の台風接近上陸は稀であった。21号はその稀に相当する。10月台風の特徴は北上して日本列島のところで上陸せずに東へ急カーブする。海水温の関係で接近後急激に衰える。それでも過去には稀に2個上陸した年がある。この傾向は2000年以降やや増えた。3個以上の上陸例はない。

今回の台風のニックネームは「サオラーベトナム語で動物の名前。アジアの国と地域があらかじめニックネーム候補を提出しておいて、それを順番に付けていくシステムだそうである。

米軍の進路予報は以下の通りであるが、まだはっきりしないだろう。

http://www.usno.navy.mil/NOOC/nmfc-ph/RSS/jtwc/warnings/wp2717.gif

最高裁判事審査結果

今日の朝日新聞に面白い分析が載っていた。

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信任約5000万票、×は約410~470万票。つまり人によって60万票の差がある。これが何に由来するかが問題である。新聞記事の推理はこうである。

①まともな理由の可能性

×印最小の裁判官氏は、一票の格差違憲裁判でだだ一人「違憲」とした。有権者はこれを評価したのではないか。ちなみに、市町村の選挙管理委員会は各裁判官の裁判記録を配布しているそうで、気をつけている人はこれを見て判断材料にしているだろう。(私はみたことないが。どの程度書いてあるのか。)

②下らない理由の可能性

投票用紙の名前の順序で決まる。過去の例で見ると×印最多は右端の名前。最小は左端にある名前。今回もこれにぴったり当てはまる。つまり、投票者は右端から×を付け始め、そのうち面倒になって、左端までには×が及ばないという下らない理由。ちなみに投票用紙にある記名順はくじで決まるのだそうだ。

私の意見は、断然②。ちょっと皮肉っぽいか。しかしこれも自分の性格なので。こういう皮肉っぽい人は俳句より川柳に向くといわれるが、自分はこれに関しては全く逆である。

●自家製パン

このところ奥方は自家製パン作成にはまっているので食パンを買うことがなくなった。

理由は、やたらこねるという従来のパン製造の手間を省き、冷蔵庫で発酵させるという手抜き製法をネットで仕入れたからである。ポイントは一晩冷蔵庫に入れて発酵させること。これだけである。買ってきたパンに遜色ないものが出来る。賢明な読者はとっくにご存知かもしれないが、まだやってない方は試してみてください。パン屋へ出向く必要がなくなると思います。

https://cookpad.com/recipe/2669445

・秋風や言の葉軽ろき選挙カー

・当選の万歳の声秋刀魚焼く

・秋の夜や道なほ遠き喜寿百寿

今朝の新聞から。

●「朝日新聞」折々の言葉より

ウルグアイ前大統領談

「私が思う貧しい人とは限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。人はものを金で買った気でいるが、実はその金を稼ぐために費やした人生という時間で買ったのだ。買い物と引き換えに人生の残り時間が目減りすれば元も子もない。その点私は質素なだけで貧しくはない・・・。」

何と含蓄のある言葉。人生の限られた時間を費やすに足るものの選択、年をとるほどその重要性が増すのではないでしょうか。こういう哲学者を政治のリーダーに頂く国が羨ましい。翻って我が国の現状を見るにつけ・・・・・。

●これ選挙違反じゃないの

私たちが、選挙期間中にアンケートか何かで候補者の人気を集計して発表すると選挙違反でぱくられるってこと知ってました?そうしたら、新聞やTVは大々的にいつも選挙違反をやっているのでは?ジャーナリズムに許されて我々にはダメとはこれいかに。ジャーナリズムがやることだから公平だろうなんて考えは通用しないですよ。

最高裁判事の票

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一割のひとが×をつけていますね。○×の基準がしっかりあって投票した人は殆ど居ないのではないかと思うがどうでしょう。分からないからとりあえず○、分からないからとりあえず×。結局何の意味もない票の数。

●賞味期限切れのパン

JR東海は、台風の影響で熱海で停車中の新幹線の乗客に賞味期限切れの駅備蓄缶詰パンを配ったとして問題にされた。しかし、期限切れわずか2ヶ月ですよ。健康被害の申告はなかったと大真面目に報道。健康被害などあるわけがない。緊急事態を考えない、なんでも完ぺき主義の、平和ボケの、アホかといいたい。

台風・肩透かしin東久留米

●今回の台風21号、御前崎に上陸して朝6時につくば市にいるのだから東久留米の近辺を夜中に通過したはずであるが、雨がすごかっただけで、風はなんというここともなかった。被害にあわれた地域の皆様お見舞い申し上げます。

近海での勢力が925と伊勢湾台風並みだったので、50年前に上京以来始めてこの地で台風に緊張し、普段は閉めたことのない雨戸を締め切って厳重警戒態勢をとったが幸いにも杞憂でした。

18日に示した台風進路はその後上陸まで延長すると大体あっている。普通は東にそれる傾向なのに今回は上出来。ただし進行速度が大幅に違っていた。

今回台風で考えたことがあります。

この台風のニックネーム知ってますか。「ラン」といいます。やや飛躍しますが、元号も台風のニックネームの位置づけでいいのではないか。元号はあるにはあるが、実用上の年は台風みたいに西暦で順序付けして数えるだけにする。これを提案します。

●選挙

安倍さんの思惑通りになった。つまり、改憲発議のお墨付きと森友、家計の禊。大半の責任は野党のごたごたにあるのは明らか。といっても選挙は野球と同じで結果が全てだからもうどうしようもないが、投票率50%で国民の意思統一といえるのか、この疑問が常に付きまとう。黙っていると、最高裁判事を信任したように、国政を信任したことにされてしまうということを、あとの50%の人は良く考えてもらいたいと思います。

●チャリテイコンサート

台風上陸直前ヴァイオリンとパイプオルガンのチャリテイコンサートに行った。会場は表参道の青山学院バウチャ礼拝堂。ここは始めて訪れたが、猛烈にだだっ広い礼拝堂だった。建物も塔みたいに背が高い。とにかくユニークだった。

礼拝堂内部

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礼拝堂外観

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今年はマルチン・ルターによる宗教改革500年の年なので色んな記念行事が行われている。

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青山学院キャンパス風景。

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青山学院正門の対面には国連大学がある。

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山学院へのアクセスで至便なのは東京メトロ表参道駅B1出口で徒歩5分だが、ここの出口というのが老人にとっては全くタフな構造であるのに驚いた。エスカレーター無しの階段が何と90段。ここの学生は肉体も自然に鍛えられる。

●生け花の展示

市民文化祭の開会を祝して会場に生け花展示が行われた。

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うちの奥方の作品 ↑↑

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先生の作品 ↑↑

 

 

 

 

 

つぶやき・・

天皇陛下退位が2019年3月末の報道があった。それに伴って元号がまた変わるが、そもそも元号というものがいまだ必要なものなのかはなはだ疑問に思っている。これこそ国民投票で決めたらどうか。」←これがつぶやき。

 

まず、元号で生年月日を覚えている人は、長ずるにしたがって自分の年が分からなくなる。私の家にぶら下がっているカレンダーの半数には元号表記がなく、あっても虫眼鏡が必要なくらい小さく表記してある。つまり、実用上の必要性は全くないという前提のカレンダーになっている。

 

ところが、役所の文書にはなぜか元号表記が必須で、この年になると戸惑うことが結構多い。とにかく覚えることはひとつでもでも少ないほうが良いのだ。

 

一つ有用性があるとすれば文化としての位置づけであろう。たとえば、俳句などで物事を回顧してノスタルジーを表現するには元号は便利な代物である。たとえば、超有名な句で「降る雪や明治は遠くなりにけり。」がある。拙句でも利用させてもらった⇒「甚平の似合う横丁昭和の日」。

私の結論⇒元号はあっても構わないが、文書の表記は西暦一本に統一してもらいたい。つまり、ことしは平成何年だったか思い出せないと役所の文書提出に支障をきたすようなことにならないようにしてもらいたい。

野分(台風のことを俳句ではこういいます。)の句

・野分来て運休の札無人

・野分中オカリナ一人のボランテイア

・蝋燭を一夜の供に野分の夜

・オカリナの音生き生きと野分後

・一夜明け野分のあとを耕しぬ

台風来るか?

今頃の台風は例年本格的です。そして東海、関東がターゲットになりやすい。今日から5日後の予報についてどのくらいの精度か、後日の実経路と比較して調べたいと思います。現在の下記米軍の予報図を基準とします。これによると月曜か火曜に東京直撃の卦が出ていますが、果たしてどうでしょうか。過去の私のあやふやな記憶では、実際の進路は大抵予報よりも東にずれるのが普通だと思います。

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収穫物①

ミニ青トマト:グリーンジャムになる予定です。赤くなるまで待てない畑の事情があって収穫したとのことです。

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収穫物②さといも第一弾の収穫、このあとこれの5倍くらいの量の収穫の予定らしい。(奥さん担当なので、事情はよく分かりません。)

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●街路樹クイズ

♪この樹なんの樹?

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まだ雨・・そして選挙はどちらにとって涙雨?

選挙は本当にあるのだろうか。投票用紙は確かに来ているので中を見たら22日と書いてある。街頭を走りまわる候補者の車を全く見ないのである。選挙事務所からの電話も10日くらい前にひとつ来ただけ。皆さんのところではどうでしょうか。

今日の週刊朝日の広告には、決定版と称して各陣営の得票数がしっかり書いてある。自民は安堵して、希望はあきらめて厭戦ムードになったのだろうか。

 

10月に4日も降り続く雨とはどうしたことか。最近の異常気象は何が起こっても珍しくないですね。梅雨のような鬱陶しさを追っ払うために、世界最高峰のオカリナアンサンブルを久しぶりに訪問してみた。このアンサンブルはイタリアのブードリオというところを本拠地とするグループです。ちなみに、ブードリオという町はオカリナ発祥の地で、いわばオカリナとってのメッカのような存在の地です。どうしてかというと、150年ほど前にブードリオ在住のある職人によって作られたのがオカリナという楽器の始まりだからです。

その後この地に世界唯一のオカリナ専門の音楽学校が設立され、その卒業者によって結成されているのが、これからご紹介するオカリナグループです。演奏がすごすぎて我々には何の参考にもなりませんが。

https://www.youtube.com/watch?v=cYW93P-tC6A&list=PLaEeZ_cmzx8PXW-cXZH35Voz1uIohtglA

ブードリオの町の音楽祭には宗次郎さんもお出かけのようです。

https://www.youtube.com/watch?v=sFbnK4pyRns&list=PLaEeZ_cmzx8PXW-cXZH35Voz1uIohtglA&index=9

 

もう一つ長雨の憂さ晴らしに、拙句近詠20句を集めてみました。

俳句講座終了ご初の近詠句です。

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雨・雨・・そしてアヴェ・マリア

夏に戻ったと思ったら突然のうすら寒い長雨、10月は昔東京オリンピック開催したくらい好天気の代名詞だったのに様変わりですね~。数カ月で平均気温が数度も下がったことがあるそうですから珍しいことではないかもしれませんが。

 

ところでいよいよ選挙モードですが、噂では下馬評が変化して安倍首相がほくそえんでるそうですが、こういう世論調査、当てになるのかな~。無作為に電話しまくるという例のやつでしょ。みんな真面目に本心を答えているのだろうか。

もっと不思議なのが、選挙直後の「出口調査」。開票率」ゼロ%で「当確」なんて出る世の中になってしまって、選挙中継が面白くもなんともなくなってしまった。出口でみなさん正直に自分の行動をお答えになっているのでしょうね。ま~いろいろありますが、雑音に惑わされず、日和らずに信念をもって投票いたしましょう。

年寄りは暇だから投票に行きますが、若者様、お忙しいでしょうけど万難を排してお出かけください。期日前投票もありますから。

 

今朝は土曜日で、朝6時のNHKFMバロック音楽の時間が今日は合唱の時間だった。この放送で初めてポーランド室内合唱団の演奏を聴いたがこれが素晴らしかった。とくに、ブルックナーアヴェ・マリアに深く感動しました。アヴェ・マリアという単一の歌詞に中世から現代まで数多くの作曲家が名曲を残しています。

中で私が気に入っているアヴェ・マリアをユーチューブで検索しておきましたので試しに聞いてみてください。

その前に、今朝の状況です。

・身に入る(しむ)や枕辺流るアヴェマリア

・アルカデルト(1500年代、フランスルネッサンス時代の作曲家)

オカリナ、リコーダーでもやります。

www.youtube.com

シューベルト

これもオカリナ、リコーダーの定番

www.youtube.com

カッチーニ

これも時々オカリナ、リコーダーでやります。

ここで歌っているシャルロット・チャーチという可愛子ちゃんは2000年ころ10歳くらいで天使の歌声といわれて瞬く間に世界中のロリコンおじさんのアイドルになった歌い手です。懐かしい~。

www.youtube.com

ブルックナー

近代の作曲家。この曲は本当に素晴らしい。

www.youtube.com