日本人の孤独死(よりも大量死を原因究明すべきだと思う)

今朝の朝日新聞トップページ。

65歳以下の孤独死の多さが非常に気になった。高齢者になると連れ合いがなくなる率が増えるから孤独死が増えるのは分かるが、若い層の孤独死増はなんだろう。所帯を持つ数が減ってきていることに関係あるのであろう。

孤独死よりも私が憂慮しているのは2021年以降急に起こっている日本人の謎の大量死である。しかも、もどかしいことに原因を誰も究明しようとしない。究明して真実がばれるとやばいからであろうと思う。これを天邪鬼の邪推と思う人はほんとに天真爛漫だと思う。この数年の国やマスコミの動向から推し量れば、国がなんか隠していると思うのは必然的推論なのに。まずはその実態をグラフでみる。

この棒グラフは1年間の死亡者数の年別推移である。2009年から2023年まで記されてある。縦軸は5万人刻みの年間死者数、横軸は2009年から2023年までの年。元数字は厚労省人口動態統計。これをもとに国立社会保障・人口問題研究所が2017年に、その年以降の推計値を計算している。それが青の右上がりの曲線である。これをみると2021年までは推計通りの増え方をしている。増分は年におよそ3万人である。これは多分人口動態の高齢化シフトの影響だと思う。平たく言えば、年々高齢者が増えればその分死亡者数も増えるということ。ただし、2020年は例外的に死者数が減少した。コロナが発生した年にもかかわらずである。結局その理由もまだはっきりしていない。

さて注目すべきは、2022年と2023年である。2017年の推計値に比べて13万人増加している。推計より多い死者数を超過死亡数と呼ぶ。超過死亡者13万とはとんでもない異常事態ではないだろうか。超過死亡が多いということは、推計時に考慮しなかった突発事項が起こったということである。何が原因かについて国の見解(厚労省)はコロナの間接的影響(運動不足、医療機関敬遠による持病の悪化等)としているがとてもそれだけでこの異常値を説明できるとは思えない。コロナの年2020年にも非常事態宣言やクリニックの発熱患者拒否などで持病悪化や運動不足が起こったであろうに死者は増えるどころか減少している。死者急増の2022,2023年との違いは何か。まさにあれの有無の違いである。さらに驚いたことに、感染研究所のある高官は超過死亡そのものがない(つまり推計通り)という見解を述べた。はじめは狐に摘ままれた感じがしたが、推計値を何らかの要素を加えてグラフを上向くように捻じ曲げて、つまり捏造すればいくらでも現実に合う推計値は作れる。どういう推計を基準に話をしているのかしっかり追求すべきである。

2021年~2023年に起こった突発事件とは何でしょうか。あれですよ。それしか考えられないでしょう。その結果癌や心筋障害が増えて超過死亡増になっているのです。