コンドルは飛んでいく

南米ペルーを中心とする民族音楽フォルクローレの代表曲がコンドルは飛んでいくです。日本でも有名で多くの人に親しまれています。この曲の一番の特徴はアレンジの多様なことだと思います。演奏者の数だけアレンジがあり、それぞれがものすごく特徴的なこと。ときにはよく聞かないとしばらくコンドルとは分からない派手な装飾的アレンジの演奏もあります。それがこの曲の演奏の醍醐味であり聞く楽しみでもあるわけです。今朝は何となくコンドルを聞いてみたくなったので、いろんな楽器と演奏者のコンドルを集めてみました。

・序の口は不詳私めのオカリナのコンドル。4年前の録音です。

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ケーナという縦笛を中心とするフォルクローレグループのコンドル

複雑で華やかな装飾を散りばめたコンドルです。曲はフォルクローレの伝統にしたがい第1部がゆったりした行進曲風、第2部が華やかな踊りと曲の2部構成です。それにしてもこのグループはとても個性的なコンドルです。

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・さらに異なるアレンジのコンドル。今度の主役はケーナとともに南米フォルクローレでおなじみのサンポーニャというパンフルートの一種の吹奏楽器です演奏は非常に難しいらしいです。会場はフランスにける大道演奏のようです。後半の舞曲ではお客さんが踊ってますね。

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・オカリナの名手宗次郎のコンドル。オカリナの魅力が余すことなく披露されています。宗次郎さんのオカリナの右手を見てください。高音部で右手薬指と小指で挟んでいますね。この持ち方は楽器を安定させるにはベストなんですがすごく難しい持ち方です。最近の奏者でこの運指をする人はあまりいないようです。私もこの運指はしていません。

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・リコーダーのコンドル

ひとり6重奏とは器用なことをやっている。最初に吹いているのはバスリコーダーです。

 

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・最後に、この曲が世界に広まった演奏。サイモンとガーファンクルの演奏(歌)です。

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