先日15日の土曜日は東久留米市のマロニエホールというところでオカリナを演奏する日だった。そして演奏した。
何が問題かというと、その日の天候である。東久留米ではこの日だけ一日中の雨。その前後はずっと一滴の雨も降らない晴天なのである。そしてこのことは2週間も前からわかっていた。スマホには10日以上の長期予報アプリがあるのである。10日も先のその日だけが雨ということがぴたりと当たる。不思議だとは思いませんか。実は、似たようなことは3月の花見時にも経験した。3月25日さるところのガーデンカフェでオカリナの室外演奏を依頼された。天気が気になったので2週間前に予報を調べた。数日前から雨と出た。そしてご存じの通りその通りになった。実に不思議だ。実在する低気圧や台風の移動経路なら周辺の気圧の予測から予測できるという原理には納得できるのだが、まだ生まれてもいない低気圧の発生日時がどうしてわかるのだろう。空間を細かい格子に区切って気圧や気温などの観測値を入力し、天気の時間的推移を超高速のスーパーコンピューターで計算するらしいのだがそれ以上のことは分からない。それでチャットAIに聞いてみたのだが、最近はそういう計算なしにAIが天気を予報することができるらしい。降水の有無なら90%の確率で当たるそうである。原理は雨雲レーダーの様子と降水に関する過去3年間のデータをすべて記憶して、それを利用するのだそうであるが、AIのやっていることの中身は人間にはわからない。しかし結果は大当たりになる。株価の動向なんかも同じ原理で当てるのだろう。AIによる予報は民間の天気予報会社のウエザーニュース社が採用している。ウエザーニュースの1時間予報とか10日予報などは非常に高精度ということである。