ガスミュージアム(都市ガスの由来・起源&明治の錦絵展)

東久留米(厳密には小平市)に東京ガス主催のガスミュージアムという隠れた(?)名所がある。常時開催の常設展と時折開催の企画展がある。入場無料ということもあって私は年数回行っていたが、この数年間はコロナの影響と内部工事で休館して訪れる機会がなかった。それがこのお正月から復館したので昨日散歩がてら行ってみた。

ミュージアム全景

常設展の内容は、①明治期に描かれたいわゆる錦絵の数々である。これはガスとは無関係。当時の歴史的イベントや東京の風物が色鮮やかな錦絵で見ることができ、何度見ても興味が尽きない。②都市ガスに至る歴史や工学的事物、さらには明治から現代にいたる家庭用ガス器具の変遷が現物で展示されている。その間を縫って企画展が開催される。

今回の企画展「史料の中の動物園」の様子。

           

www.gasmuseum.jp

下記画像内の所定の場所をクリック(タップ)すると常設の錦絵がご覧になれます。

www.gasmuseum.jp

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常設館(左建物1階)では都市ガスの起源から現代までの推移について係員が説明してくれます。ただし日に何回かその時間は決まっているようです。その時刻に客が一人でもいればやってくれるようです。

ガス灯の時代、点消方という職業の人が街中のガス灯を走り回って点灯、消灯を手作業で行っていたというのどかな時代。

ガス火鉢

大正のガス文化住宅

昭和最盛期の家庭用ガス器具