能登地震から4か月

お正月の能登地震から4か月が過ぎた、日本は災害、特に地震大国でどこでいつ大地震が起きてもおかしくないことを宿命として抱え込んでいる国である。そして、一応現在も腐っても鯛の経済大国である。であるからして、災害の際には被害者の救済など慣れたもので瞬時にお茶の子さいさいだと思っていた。ところがどうもそうではないようである。というのは能登地震大災害から4か月も過ぎたというのに、いまだに仮設住宅が不十分で不便な避難所生活を余儀なくされている方々が4606人もおられるというのである。おまけにまだ断水が続き、というれも不便、入浴は自衛隊の支援が必要な状態という。この方たちの仮設住宅のめどは多くの場合たっていないというから不思議だ。しびれを切らして農業用ハウスを自主避難所として提供している人さえいる。ちょっと動くとサウナ状態で大変だそうだ。こんなことで南海地震が来たらどうするのか。多くの住民は一生避難所生活ではないか。避難所というのは学校公民館など公共施設だから早晩空け渡す必要がある。そうすれば路上生活になる。岸田さんはじめ閣僚はゴールデンウイークとかで海外旅行に余念がないが、やることをやってから出かけてもらいたい。

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一方で、コロナワクチン廃棄分なんと6653億円という無駄使い。これを回せば仮設住宅は何軒建てられるだろう。youtu.be