台風

お早うございます。

皆さんのところでは台風24号の被害がなかったことを祈っています。

我が家の所在地は東京多摩西部東久留米です。台風の進路はかなり西にそれているので大したことないだろうと思っていたら違いました。東京へ来て50年間で一番すごい感じだった。夜中通過中風雨で震度2の振動が断続的に続いている感じでした。勢力は950hpなので見くびっていたが、これに速い進行速度の影響が加わったのだと思います。

recocaは二十歳過ぎまで知多半島の海岸べりに住んでいて、伊勢湾台風にもろに直撃されました。伊勢湾台風知多半島上陸時の勢力は920hpでしたので、これが頭にこびりついている結果、なまじっかの台風では驚かないのです。

今回の24号、伊勢湾での高潮の影響が当時の伊勢湾台風時に匹敵するという報道だったので、また当時の大水害にならなければよいがと内心心配していました。どうやら杞憂だったようです。海に浮かぶ中部国際空港も水没の話は聞こえてこない。思うに、今回高潮水害がなかったのは、伊勢湾台風直後に行われた沿岸部分の大規模埋め立ての効果だと思います。名古屋港から知多半島伊勢湾側2,30kmの長さにわたって数キロ海を埋め立ててしまった。もちろん防災の為です。埋立地には製鉄所とかLNG会社が移設され、結局元の海岸線からは海を遠望すらできなくしてしまったのです。RECOCAは、当時なんと無粋なことをするものよと内心怒っていましたが、50年ぶりに効果を発揮する深慮遠謀の事業だったといえます。これがなければ今回も床上5mの高潮被害を広く被っていたことでしょう。このように、名古屋は外部からの観光客には不人気ですが、住民を守るために必要なことはきちんとやっている模範的な都市のようです。

・さて、ユーチューブにRECOCAのオカリナ演奏をアップしました。皆さんご存知の「四季の歌」。メロディはとても簡単なのですが、編曲がとても高度なのでRECOCAにとってはかなりの難曲になりました。

ユーチューブにオカリナ演奏をアップを始めてちょうど一年になりました。曲数も50になります。同じ音を聞き続けると何事につけ飽きが来るのは必定なので、いまストックしている数曲を最後にこのプロジェクトを終局にしたいと思います。長い間のご視聴ありがとうございました。

・銀座とは名ばかりの街秋彼岸

・逆縁の父母の背中や秋彼岸

・子の逝きし湖の青さよ秋彼岸

               RECOCA

youtu.be

「岬めぐり」⇒ユーチューブ

1974年リリースのフォーク、岬めぐりです。山本コータロー&ウイークエンドのファーストシングルです。歌詞は失恋のちょっと切ない内容ですが、思い出の岬をバスで巡ったらきっぱりと新しい世界に飛び立とうということで、メロディは軽やかです。この岬は三浦半島がモデルのようです

作詞:山上路夫、作曲:山本コウタロー
唄:山本コウタローとウィークエンド

1 あなたがいつか 話してくれた
  岬を僕は 訪ねて来た
  二人で行くと 約束したが
  今ではそれも かなわないこと
  岬めぐりの バスは走る
  窓に広がる 青い海よ
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

2 幸せそうな 人々たちと
  岬をまわる 一人で僕は
  くだける波の あの激しさで
  あなたをもっと 愛したかった
  岬めぐりの バスは走る
  僕はどうして 生きていこう
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

  岬めぐりの バスは走る
  窓に広がる 青い海よ
  悲しみ深く 胸に沈めたら
  この旅終えて 街に帰ろう

ではRECOCAのオカリナでお聞きください。

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次に元祖の演奏です。間奏をリコーダーが演奏している。素朴でいい感じ。

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後期高齢者(75歳以上)の運転免許更新以下のようになる

ご存知のように、後期高齢者が運転免許更新の際には、70歳以上が受ける高齢者講習が拡大されて認知機能検査が追加されます。検査の結果、お前はバカだといわれないか、これが結構恐怖なんですね。RECOCAも来年早々講習対象になります。なので、ばかばかしいと思いながらも、そろそろ記憶力の強化訓練でも始めようかと、毎朝前日三食の内容を書きだすことを始めました。これはもう一カ月以上続いています。これでもやると言ったら結構続くのですよ。

ところが、そんな殊勝なことを考えなくてもよい本を見つけました。きのうイトーヨーカドーの中をウオーキングしていて偶然目に留まりました。歩くといいことがある。どういう本かというと、つまり受験の「傾向と対策」。世の中、気にしている高齢者が多数いることがよく分かりました。そこで、そのエッセンスを紹介したいと思います。後期高齢者で且つ運転免許更新希望者必見、それ以外の方スルーで結構です。

表紙はこんな感じ。

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・まず、後期高齢者が平時(免許更新時以外のとき)の運転で気を付けること。

下記に定められた一定の違反をすると即認知症検査を受験しなければならなくなっているので十分注意してください。認知症の恐れありの結果だと医師の診断書提出。以前の結果より悪化していると臨時高齢者講習受講。(5800円)金がかかる!

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・認知機能検査は次のような構成になっています。

1.時間の見当識⇒検査日の年月日曜日時間

2.手掛かり再生⇒16個の絵を記憶、軽作業後解答

3.時計描画⇒時計の文字盤記載、指定された時間の長短針の位置記載

・・・・・・・・・・・・・・

1と3が怪しいなんてのは一応問題外として、これは満点が取得できるとして先へ進みます。問題は2。16個の脈絡のない絵の記憶、いきなり試験でやれと言われたらちょっと慌てるのではないでしょうか。沢山の練習問題で鍛えなければダメかと思ったら違うようで、都合の良いことに、この本に載っているA~D、4パターンのうちからどれかが出題されるのだそうです。ですから来年までに64の絵だけ覚えればいいわけです。

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さて、その成績分類ですが以下の通りです。

・総合点が49点未満・・・第1分類(認知症の恐れあり)

・49~75・・・・・・・第2分類(認知機能低下の恐れ)

・76以上・・・・・第3分類(認知期の低下の恐れなし)

第1分類になると医師の診断書が必要で、それにより免許更新可否が決まる。

配点方法は以下の通りです。

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1.の見当識の満点は15、2.の手掛かり再生の満点は32(つまり絵一個正解で2点)3.時計描画の満点は7点です。これらに上記の係数をかけて「総合点」とします。

ちょっとシミュレーションをしてみます。1.と3.が満点とするとその総合点合計は38.04。従って第一分類を逃れるためには50-38.04=1.94Xの式から、Xを求めればいいわけです。その結果、少なくとも16個のうち3個の絵は正解しないと駄目であることが分かります。この時の総合点は49.68。頑張って4個だと53.56点でいずれも医師の診断書は免除されます。

ちなみにRECOCAの前回の成績を引っ張り出してみると、

1.⇒15点(満点)、3⇒7点(満点)問題の2.は23点の合計82点で、かろうじて第三分類でした。23点から逆算すると、絵は16個中12個正解していたことになります。意外によく頑張ったな、と感心しています。この傾向と対策の64個の絵をすべて覚えてしまえばこの次の検査は満点のはずで、天才が来たと試験官が目を見張ることになるでしょう。楽しみ!!。

世の中は進んでいて「予備校」もできました。

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今日感じたこと

・名月や人生これから深呼吸

・名月や人生のごと曇りなし   

               RECOCA

伊方原発再稼働

広島高裁が再稼働を認める判決を出した。争点は阿蘇山の大規模噴火の影響のとらえ方。運転差し止め請求の理由は阿蘇火山の大規模噴火による火砕流伊方原発に壊滅的影響を与えるというもの。根拠は9万年前に実際に大規模噴火が起きていることである。これに対して広島高裁は、原発稼働中に大規模噴火の起きる可能性は低いとする調査結果を採用して稼働を認めた。こういう裁判所の不勉強、認識不足が日本国を滅亡に追い込む、もうどうしようもない状態に見える。まず、現状の火山学、地震学のレベルが裁判官にはここに至ってもわかっていない。あるいはわかろうとしないのか。いつどこでどういう規模の地震が起こるかは今の地震学では予測することはできないのである。同じく、いつどの規模で個々の火山が噴火するかを予測する学問もない。頼りは古文書および地質調査による噴火の履歴である。阿蘇火山では9万年前大規模噴火が起きたことが分かっているとのこと。しかし、これが再度いつ起きるかは誰にも分からないのだから、明日起こると思ってこの規模の噴火災害を想定するべきではないだろうか。北海道地震のときでもあんな形で全電源喪失が起きるなど誰も想定できなかったのだから。

朝日新聞➡本当にますます中国に関心がおありのようだ。その度合いがまた亢進している。これまでは日曜だけだったのが、平日にも浸透しだした。

今朝の、日本を代表する大新聞の一面トップを見てください。国内ニュースで一面トップを飾る記事は本当にないの?といいたい。

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しかも第2面も半ページを割いて一面記事の詳細報道に充てている。これだけではない。おまけに第9面にも今度は全頁をさいて中国国内の出稼ぎ労働者の惨状を詳細に伝えている。はじめの頃は何か深いわけがあっての編集方針かと思っていたが、単純に中国好きの編集としか思えなくなった。

③今日行ったボランティア先(高齢者デイケアセンター)で男子中学生二人が後ろでかしこまって見学している。終わってから係の人に聞いてみたら最近の中学生は実地の社会見学でいろんなところを回るのだそうだ。それはそれで結構なカリキュラムなのだが、私があきれたのは彼らに日本の童謡の知識が全くないということである。オカリナと一緒にデイケアに来ている皆さんに歌ってもらう歌で今日やったのは、バラが咲いた、おぼろ月夜、琵琶湖周航の歌、もみじ、里の秋、ふるさと。中学生は二人ともこれらをどれも知らない、習ったことがないという。驚くべきことだ。文部省のセンスを疑う。日本人の魂の抜けた日本人が大量生産されている様をまざまざと見せつけられた感がした。

 

宝くじ

各種宝くじやロト、ナンバーズなど8割の人が買っているというアンケーえト結果が出ていた。8割というとほとんどの人が買っているというイメージだ。してみると買ったことがないRECOCAはかなりの少数派であることが分かった。買わない理由は、ずばり「くじ運がない」。買ってみなけりゃわからないではないかといわれると思うが、分かるのである。ささやかに試した株、投資信託でプラスになったためしがないし、商店街のくじでもティッシュペーパーが関の山なので後はやらなくてもわかる。まさしく「買わなきゃ当たらないされど買っても当たらない」の代表選手である。

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このアンケート表を眺めていて気が付いたこと。
・以外に大勢が買っている
・買う理由は「夢がある」
・その割には、当たったときの使い道が「老後の資金」とはしょぼくて「夢がない」
それだけ日本の社会福祉が歪んでいるということだろう。今も未来も老人が稼ぐには働くしかなくなった。昔は、終身雇用の退職金がそこそこ出て、それを利息5%くらいの銀行に預けておけば年金と合わせて最低限の生活位なんとかなったのに銀行はだめだし他も怪しい、という現実を表している。
 ところで、5億円ジャンボ宝くじの当選確率は一千万分の一だそうである。つまり、全国で当選者はよくて数人ということである。こんな低確率なのに「自分」は例外で当たるかもしれないと思って買うわけですね~。では、同じ低確率でも宝くじ当選などの「幸運」の反対、「不運」の事象の場合はどうでしょう。例えば、隕石に当たる、飛行機事故にあう、もっと極端なことでは健康なのに明日の朝息をしていない・・。これらは宝くじ当選確率と同等あるいはそれ以下の低確率であろう。こんな稀な事象だが、宝籤の時と同じように、自分は例外でこれら不幸に当たるかもしれないと心配する人はどのくらいいるだろう。つまり、言いたいのは人間は自分の都合の良いように考え判断するということである。すなわち、幸運は自分に到来し、不幸は避けて通るものと潜在意識の奥底で硬く信じているのが人間であるということである。
宝くじのアンケートからなぜこんなことまで連想したかというと、RECOCAにはそれを想起せざるを得ない大事件が8年前に起こったからである。それは逆縁の死別。カナダカルガリー在住の長男の水死事故である。逆縁死別自体が低確率の事象であるのに加えて、水死の状況がそれに輪をかけて低確率、さらに外国で生起したとということも低確率、つまり低確率の3乗ともいえる極超低確率の事象が普通の顔をして我が家に到来したからである。ある哲学者の本に「確率ってあなた本人にとってなんでしょう」という意味のことが書いてあった。雨の確率5%と聞いて、なぜ君は傘なしで安心できる?明日が君にとっての5%でない保証がありますか・・と問い詰められると恐れ入りましたというしかない。
そこで堂々巡りのようだが、再度宝くじなどの「幸運事例」に戻る。世の中に起こることは幸不幸の区別なくある確率に従って起こる。
「いくら低確率だからといって、あなたにとってはそんなことは関係ない、起こる時はすぐに起こる。」これが8年前の不幸事件から得たRECOCAの定理である。これを適用すれば宝くじを買うことは一定の理にかなった行為といえる。なぜならあなたにも幸運が簡単に訪れる可能性があるから。不幸が普通の顔をして訪れるのなら幸運だって同じだろう。
ただし、この「定理」には付け足すべき文言がある。それは、「いくら高確率だからといって、あなたにとってそんなことは関係ない。起こらない時は決して起こらない。」だからいくら買い続けても当たらない人には決して当たらない。当たり前のことだが、そういうこと。

・久しぶりに花クイズです。垣根の花。出題者は正解を知りません。

朝顔みたいだが今でも朝顔咲くのだろうか

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いのちの歌

「いのちの歌」のオカリナ演奏、ユーチューブアップしました。

本当は昭和20年代の懐メロの予定だったのですが、気が変わって今日録音したこの歌にしました。これは2008~2009年NHK連続TV小説「だんだん」の劇中歌だそうなので新しい曲です。出会いの縁、共生の尊さがテーマなので、最近結婚式や卒業式で歌われることが多いとのこと。作詞、竹内まりや、作曲村松旨崇継。

ユーチューブの画像のうち、最初の4枚は居候の光さんのお許しを得てブログからお借りしました。鳥の画像は「東久留米で見られた野鳥」という写真集から採りました。

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ところで今回のオカリナの音色ですが、これまでのと違っていることにお気づきですか。初めて吹いてみたオカリナです。これは、最近性能が抜群に良くなったの言われるプラスチックのオカリナ。3000円の安物です。銘柄は「Osawa i」。驚くことに性能はすごくいいです。音はお聞きになって分かるように素朴なよりオカリナらしい感じ。低音から高音迄音質のバランスがよく音程も確か。それに多少の息の量によって音程がぶれないので、メロディを十二分に歌わせることができる。初心者から中級者までお勧めの楽器です。学校でプラスチックリコーダーが使われていますが、プラスチックオカリナも教育現場で利用価値があると思いました。今回使ったオカリナはこんな姿です。

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最後に、元祖竹内まりやの歌。

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YouTubeを開き、「recoca angel」で検索すると過去にアップした50曲あまり全て視聴できます。「通りゃんせ」のPVなぜか1000を越えました。

「遠くへ行きたい」

ごいさんのご希望曲「遠くへ行きたい」、RECOCAのオカリナでユーチューブアップしました。永六輔・中村八大コンビの作。今も老人施設の人気曲です。

ごいさんに今回言われるまで知らなかったのですが、この歌、1970年(昭和45年)スタートの旅紀行番組「遠くへ行きたい」のテーマミュージックだったのですね。いまでこそTVの旅番組は食傷気味になるほど溢れていますが、これはその草分け。それが50年後の現在も継続放映されているとは驚きです。東京では、日曜朝6.30分~7時@日本TV。今回の紀行地は、偶然RECOCAの生誕地知多半島だったのでユーチューブ画像に借用しました。毎回いろんな旅人が登場して「遠くの」観光地の名物を紹介する素朴な内容です。

今回が2423回、ということは50年間中断がないということで、お化け長寿番組です。現在もこの曲はテーマ曲として使われています。

なお、伴奏カラオケのギターはヒロミチ氏の演奏。RECOCAの現在使用中のオカリナは同氏の製作による。

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