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第2回添削句

今朝は珍しく二日続きの冷たい雨。菜種梅雨というのだろうか。まだ早いか。

こういうときは俳句が絶好の暇つぶしだが、この天気を象徴する如くぱっとしない添削が返ってきた。なんちゃって師匠の化けの皮がこうして一枚づつはがれていく。

敵も営業を心得ている。初回は飴をしゃぶらせていい気分にしておいて。2回目からが本当の勝負。しかし成果が一つあった。志月さんの「黙しけり」を借りた句が「良」評価だったこと。志月さん、ご自分のセンスに自信を持っていいですよ。

俳句を志す方のために添削結果を公表しておくので参考になさってください。

1.上5に「や」の句

・菜の花やぬっと顔出す親子連れ←(可)

「どこかほほえましい作品ですが、中七の「ぬっと顔出す」が切れ字の後なので、どこからだろうと思います。少し唐突過ぎるようです。」

添削句 菜の花や親子の遊ぶ畑の中

2.「かな」を使った句

・初音までお国訛りの稽古かな←(可)

「滑稽味があり面白い作品です。初めは上手に鳴けない鶯ですが、「稽古かな」はすこし過大表現のようです。」

添削句 訛りあるやうに聞きたる初音かな

3.「けり」を使った句

・花吹雪句帳を閉じて黙しけり←(良)

「いい作品です。花吹雪の美しさがよく表現されています。このままでもいいのですが、上5で切れができるので、中7に続くようにしてみました。」(注。上5に切れ字がなくても、切れていると切れ字があるのと同じ、と言う意味のようだ。)

添削句 句帳閉じ花降る中に黙しけり

総評「一句目は楽しい写生句です。作品の背景を読むとよく分かるのですが、作品だけからでは分かりにくいと思います。

2句目は、冬の季語では笹鳴ですが、春は初音ですね。上手に鳴けない様子をお国訛りの練習をしていると捉えたところは面白いのですが、「初音まで」のまでが不要ですし、すこしオーバーな表現かと思います。

3句目は良句です。」

総合評価 「良」

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一句目。添削句では面白みが欠ける。講師先生の見解なれど生徒は元句に拘りたい。2句目。どの辺までが過大表現なのか、見解は人によるのでは。

「黙しけり」が気になっていたが、この表現へのお墨付きを得た。「花吹雪」で確かに切れがあるが、添削句の「句帳閉じ」でも切れてるように見えるが・・。

花クイズ(桃?)

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