フランス俳人の眼

今朝は低湿度、無風、気温そこそこ絶好の五月晴れ。こういう日はめづらしくなりました。

うちの近所にある水生公園。すいれんがきれいです。

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さて、今朝の朝日新聞の記事「弾圧の歴史を忘れるな、表現は自由か」をシェアしたいと思います。ご存知のかた多いかと思いますが、戦中の弾圧時代多くの俳人も被害を被りました。自戒の意味でその記念碑が建てられました。建立を呼びかけたのはフランス人俳人マブソン氏。(長野在住)そこに至るきっかけはやはり東日本大震災原発事故が引き金だった。自身の句会で脱原発を題材に句集をつくり、SNS脱原発に関する活動を発信したりするようになった。すると、社会問題を詠むべきでないなど非難の書き込みが相次いだという。それと同時に俳句総合雑誌から月一回程度あった原稿依頼は途絶えたとのこと。「原発問題で感じた思いを素直に詠むと距離を置かれパッシングを受ける、なぜ原発を題材にしてはいけないか。」の疑問から近代俳句の歩みをたどると戦時下の俳句弾圧事件に行き当たるという。

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過去の苦い歴史から、そうならないように俳人、俳句協会が忖度自主規制しているのだとしたら、流れは本末転倒だと思います。花鳥風月にしか関心を示さない俳句は未来への発展性に乏しく、芸術としての存在意義を自ら貶めているとRECOCAは生意気にも思います。自主規制でなく思ったことを伸び伸びと表現することが許される俳句界であってほしいと思います。

今日はゴールデンウィークのせいでちょっと生意気なことを言ってみました。

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