黄昏のビギン

昭和34年の曲である。数年前この曲を初めて知ったとき、こんな粋なメロディを作る日本人がいるんだ、とびっくりした。しかも、昭和34年に。中村八大の作曲で永六輔の詞である。ハイセンスの名コンビが既に始まっていたんですね。

ビギンとは西インド諸島のダンス音楽のリズム。どうりでどこか異国情緒を感じるメロデイである。

歌ったのは最初水原弘、そのあとちあきなおみがカバーしている。水原版は比較的アップテンポ、なおみ版はスローテンポ。現地のリズムは水原版の方が近いと評する人がいるが、オカリナはなおみ版に近いしっとり感を強調している。

何時聞いても、ハイセンスだ。天才中村八大。

ではRECOCAのオカリナ版で。

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つぎに、水原弘

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ちあきなおみ版では。

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