オカルト

オカルトという言葉からどんなことを連想するでしょう。

普通、いいかげんとか如何わしいとか想起しますが、そうではなく「かくされたもの」というラテン語起源の言葉できちんとした意味を持ちます。かくされたもの、つまり人間の五感で感知できないもの、こと、難しく言えば神秘的、超自然的なことを指します。

 さて突然ですが、臨死体験、これはどうでしょう。オカルトでしょうか。

ほとんど世界の医学者、科学者によれば、臨死体験は脳の錯覚という活動であると説明しています。つまり科学界の絶対多数意見はオカルトではないとの主張です。

ところが、2012年に鉄板のオカルト臨死体験が出ました。米国ハーバード大学の著名な脳神経学者エベン博士の瀕死の重病時の体験です。分かりやすく全体像がTV番組アンビリーバボーで紹介されているのでネットから以下に転載しておきます。これは以前このブログでシェアしたことがあるのでご記憶の方がいるかも知れません。2012年の発表以来そのオカルト説にどういう反論が出るか気を付けてみているのですが見あたらないようです。それもそのはずで本人のエベン博士自身が脳科学の権威なので、他人から言われる迄もなく、科学的見地からはすべて検討しつくしてしまっているからです。

なぜこれが鉄板的オカルト臨死体験かというと、臨死体験中のエベン博士の脳は完全に機能停止していたことがCT画像から明らかだからです。そのような状態では幻覚すら見ることもできません。その病名は細菌性髄膜炎。病原菌は一番質の悪い大腸菌だったそうです。細菌が脳全体に感染し、その範囲は視野、思考、想像、夢をコントロールする分野等すべてに及んでいたとのこと。このような状態での臨死体験は前例がありませんでした。実際、心不全脳梗塞などでの臨死体験だと、脳の機能の一部は生きているわけですから、脳が作り出す幻覚であるという説を否定する決め手はありません。

ところが今回の例は、脳機能の完全停止状態での認識機能ですから、その機能は脳の外部にあるということになります。普通の言葉でいうとこれは霊魂に相当するのではないでしょうか。

さらに、エベン博士が自身の体験世界が死後の世界に間違いないと主張する根拠があります。それはすでに他界している、彼とは面識もなく記憶にない身内との会合です。詳しくは以下の動画をご覧ください。(「you tube」をクリック)

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