うちのかみさんが突然特効薬ニトロを所持する身となった。なんとか狭心症(詳しくはObachanさんのブログコメント欄)の疑いで、今度胸痛があってニトロが効いたら、精密検査しましょうと言われて帰って来た。
爆薬のニトロも平和のために使えば多大な人類貢献になる。ニトロは診断と治療の特効薬で、爆薬が破裂するみたいに一瞬で血管を広げ血流を回復させる。この薬が世に無かった時代はさぞ深刻な病状だっただろうと思う。
もちろん使用機会がないのが一番で、Obachanさんがおっしゃるみたいに「お守り」ですむに越したことは無い。
さて、そこで郵送されてきた健康食品の売り込みパンフレットを見たら興味深い情報があった。
①老化の促進物質AGE(終末糖化産物)
老化の原因物質が活性酸素であることは既に良くご存知と思うが、最近AGEに注目が集まっているとか。活性酸素による酸化が「体のさび」といわれるのに対し、糖化は「体のこげ」と呼ばれ、食事から取った余分な糖質が体内のたんぱく質と結合して細胞を劣化させるのだそうである。
肌のしわ、くすみ、骨粗しょう症、白内障、認知症などを引き起こす。
減らす工夫は、ゆっくりかむ(30回)、野菜きのこ海藻類を最初に食べる、腹八分目、軽い運動、ストレスためない。
②慢性炎症物質(CRP)
体内でCRPという物質が多いと不健康になる。CRPは老化によって不可避的に多量になる。しかし、地中会食(魚、オリーブオイル、ナッツ、野菜)、日本食(魚、野菜、豆、海草)にCRPを押さえる効果がある。
注目すべきは、心のもち方にも大いに関係していること。例えば「満足度」。同じ満足度でも、快楽型、物欲、食欲、つまり自分のための満足はむしろCRPを増やす働きをする。
逆に、生きがい型、ボランティア、社会奉仕など他人のために働く満足はCRPを抑制する。つまり自己満足でいいから人のためになることをしなさいということ。
久しぶりに花クイズです。
①健康食品パンフレットに載っていた花です。何という名でしょう。
②今朝行ったボランテイア先にあった花。ボケボケ写真です。この状態で分かったら天才博士。
・もう春はそこまで空と野の光り