うわさの超スーパー銭湯が東久留米にやって来ました。(3月5日)何が関東一かというと、スペースですね。まず外観をご覧ください。
パッと見たところ銭湯とはとても思えないモダンな建物。見た目3階建てのようですがフロアは駐車場含め5階です。その名も「スパジャポ」。平成の名水百選の東久留米湧水と同じ水源なのがセールスポイント。源泉温度37.8度のナトリューム、炭酸水素塩温泉です。この辺りは掘れば出湯するみたいで、1km先にも古いスーパー銭湯の草分けがあります。
1km先の古い銭湯はこんな感じですが、経営の存続は大丈夫でしょうか。
それではスパジャポの内部を。これまたアッと驚くなんとかで、これでもかというくらいゴージャスなしつらえになっています。
風呂だけではなく、癒しの空間、高級ホテル並みのレストラン、フードコート、アニメ3万冊読み放題のコジャレタカフェ等々。
レストランはこんな感じ。
入浴料 平日750円、休日850円、岩盤浴は+650円、レンタルタオルセット+300円。
1000円で終日リラックスできるのだからすごいと思いませんか。外からカフェをのぞいたらパソコンを持ち込んで一心になんか書いている人が結構いました。一日ここで粘るんだろうな。疲れたら風呂に入って・・。
所でこの場所は、東久留米駅からバスで7分、東久留米団地というところです。昭和40年ころ日本に団地というものができたころの草分け的建物ですから老朽化が激しく、全棟立て替えられました。それが5,6前に完成。それを期して一帯が思い切った再開発地域となり、メインストリートを挟んで一方は従来通りの居住空間ですが、反対側は広大な商業区域に変貌してしまいました。その中に鎮座する施設の一つがスパジャポ(スパジアムジャポン)なのです。ほかにも超大型のホームセンターとかショッピングモールとかがあり、郵便局、医院、薬局、レストランもそろっているので、この団地の住人はよそへ買い出しに行く必要は全くないでしょう。
というわけで、貴重な「東京の片田舎」を売りにのんびりムードに浸っていたら、だんだんそうもいっておられなくなってきました。しかしまだまだ田舎の風景は健在です。この再開発地から数kmのところにはこんな感じのところがあります。
この畑の先にあるのは、畑の所有者の農家です。ほんとうは茅葺のひなびた農家だと風情が出るのですが、都会の近郊農家ではそうもいきませんね。東久留米は都会化の波によく耐えているほうだと思います。さていつまで続けられるか・・。