♪マロニエの木陰

マロニエ(鈴懸の木)第二弾、マロニエの木陰(こかげ)です。

昭和12年(1937)の作。ヨーロッパ、とくにフランスにはマロニエの並木道があり、当時の日本人には非常な憧れで、しかも簡単には洋行することなんか夢のまた夢物語だったのがヒットの背景だったと思います。この曲は、和製タンゴとシャンソンの融合したようなとてもポップな曲想を醸し出していて、今聞いても古臭いという気は全くしません。歌い手は松島詩子(うたこ)。RECOCAお好みの歌手。

作詞:坂口 淳、作曲:細川潤一、唄:松島詩子

1 空はくれて丘の涯(はて)
  輝くは星の瞳よ
  なつかしのマロニエの木蔭に
  風は想い出の夢をゆすりて
  今日も返らぬ歌を歌うよ

2 彼方遠く君は去りて
  わが胸に残る瞳よ
  想い出のマロニエの木蔭に
  一人たたずめば尽きぬ想いに
  今日もあふるる熱き涙よ

3 空はくれて丘の涯に
  またたくは星の瞳よ
  なつかしのマロニエの木蔭に
  あわれ若き日の夢の面影
  今日もはかなく偲(しの)ぶ心よ

RECOCAのリコーダー。

youtu.be

松島詩子の歌。

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