♬夜明けのスキャット

お早うございます、と今朝は自信をもってご挨拶できる。というのは、今日は「夜明けの~」を書くために精進潔斎の末午前5時に起床したからである。室温は28度。これが9時になると軽く30度になる。

今週の東久留米の気温予報は34~35°Cの数字が並んでいる。それで昨日突然思いついた。まだしばらく生きるつもりならこの気温に立ち向かう必要がある!それで初日の昨日は午後2時の炎天下40分庭に出た。何をしたかというと草刈り。今年は今のところ35度だが、これから来年は36、そのつぎは37・・となってゆくかもしれないではないか。

目の黒いうちに東京五輪を見る。(もちろんエアコンつけてTVで)そのあとの目標は?目の黒い状態でリニアカー(リアカーと言いそうになる)で東京名古屋を往復する。その時夏の気温は何度が普通の環境になっているだろうか。空恐ろしい気がする。

●さて、ずっと気になっていた曲があった。いずみたくの名作、夜明けのスキャットである。先日イエスタディワンスモアをユーチューブアップした時に脳裏に浮かんだ。両者は何となく雰囲気が似ている。ということは、この曲はインターナショナルな曲だといえるのではないだろうか。涼しそうな夜明けの画像を沢山ネットから借用したので曲を聴きながら涼んでください。

最後に、まだ朝の涼しい時間なのでオカリナについてマニアックな話。

今回、夜明けのスキャットで使ったオカリナの銘柄はSオカリナ(ソルジェンテ)。このオカリナは過去殆ど使ったことがなかったが、前回アニーローリーで使ってみて割とよかったので今回も使ってみた。それに対して過去慣れ親しんでいるのは、Hオカリナ(ヒロミチオカリナ・製作者の名前)。同じオカリナといっても、両者は別種の楽器と感じるほど違うのである。何が違うかというと、①息圧、②最低音ラの運指。老人にとっては②が大変なのである。最低音ラの音を出すのに、Hオカリナでは右人指し指を突き出して2個の穴を同時にふさぐ。それにたいしてSオカリナでは左中指の突き出しに変わる。実はもう一種類別のシステムがあるので、どのオカリナを与えられても任しておけといえるにはこれら三種の運指システムに習熟してないといけないことになる。

なぜこんな面倒なことがまかり通るかというと、オカリナの音程の決まり方が独特なため、指穴の位置をどこにおいても音程に無関係なことによる。だから製作者の好みによって穴の位置、運指は千差万別になる。そして、オカリナ100年の試行錯誤によって運指システムは上記3種類に集約されたということである。ちなみに、低音シとラが追加されたオカリナの発明は日本である。(オカリナの発明はイタリア)

●RECOCAのオカリナで、夜明けのスキャットをどうぞ。

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