今朝の曲は越冬つばめです。
1983年、森昌子歌唱です。これをオカリナで演奏しました。
作詞 石原信一
さて、日本の燕の多くは東南アジアで越冬していますが、冬でも暖かい九州、とくに宮崎、熊本で越冬している燕が普通に見られるそうです。
この歌の「越冬つばめ」とは温暖な地方への渡りから取り残されて厳冬期にさまよう燕を暗示していると思われます。報われない自分を取り残された冬の燕に見立てたこの歌には共感するところが多いのではないでしょうか。絶唱する森昌子の歌う姿が印象的です。オカリナではその印象を強調するために、サビの部分を高音オカリナに持ち替えて演奏しました。そのため、中間部の持ち換え部分で不自然なオカリナの中断がありますが目をつむってください。
俳句ですが、本来燕は春の季語です。それが秋になると温暖な地方へ渡り移動しますので、秋の季語にもなります。秋の燕の季語⇒「燕帰る」、「帰燕(きえん)」、「去(い)ぬ燕」、「秋燕(あきつばめ)」
・群青の空高々と秋燕
・旅立つも残るも宿命(さだめ)秋燕
RECOCA
それではRECOCAのオカリナで越冬つばめ。
なお、動画中の鳥の画像は居候の光さんのブログからお借りしました。いつも有難うございます。
森昌子の歌唱で歌詞をお確かめください。