正気を取り戻そう①
かつての日本軍の組織論的研究から導かれた「失敗の本質」という本がありますが、今のエリート集団の戦略のなさ、アイデアの硬直性、異端を嫌う閉鎖性など日本軍の欠陥をそのまま継承しているのではないかと思えて仕方ありません。
ワクチンについてもこの動画で懸念しているような同調圧力が必ず日本社会に生じてくるので、いかにして逃げるか今から考えておいた方がよいです。国からの同調圧力はとりあえずないようですが、一番の懸念は会社ぐるみの圧力です。現在社内における集団健診の圧力はますます強くなっているといわれていますが、それと同様、ワクチン拒否社員はリストラなどと言い出す能天気な社長は必ず出てくると思います。すでにヨーロッパの航空会社では搭乗条件にワクチン義務化の動きが出ていると動画ではいっています。
正気を取り戻そう、その②
昨日の朝日新聞「声」欄への読者からの投稿として載った記事です。
「麻生太郎財務相は再度の特別定額給付金について、あなたによって、あなたのご子孫に借金を増やしていくということなんでしょうか、と言いました。なぜ国民に責任転嫁する発言ばかりするのでしょうか・・」
さて、現職大臣のこういう誤った認識を国民に押し付ける発言は問題どころか悪質といえます。確かに国は国債発行という形で借金をして給付金等を捻出します。しかし、その国債は誰が購入するのでしょうか。我々国民です。ですから国民の子孫に継承されるのは借金の証文ではなくて債権の証文です。国民が一斉に取り付け騒ぎを起こさぬ限り、借金の元本がいくら積みあがっても国の経済は破綻しません。国債購入者に利息だけ返済し続ければいいのです。ですから給付金などは卑屈にならず堂々と受領すればよい。お上からのおありがた～いお救い金などではなく、国民全員からの心を込めた援助金として有難く受領すればよいと思います。
ニューズウイーク日本語版１２月８日号から。
