憂い

横浜市長選挙。菅首相の地盤の横浜で菅首相の推す候補が敗北した。さすが横浜市民は賢い。直接には横浜市へのカジノ誘致反対が理由といわれているが、私はコロナ禍における医療崩壊をきたした国政への不満の表れが大きいのではないかと思う。自民党と医師会とのぬるま湯体質が改まらない限りこの傾向は待ったなしで自民党を追い詰めるだろう。さぁ、立憲民主党この機を逃すと後がない千載一遇の棚からぼた餅好機がやってきた。このチャンスの後ろ髪にしがみつくのも、見逃すのもあなた次第。さぁどうする。しかし、立憲民主が天下を取ったからといって憂いが一掃される保証はどこにもない。むしろ混乱に拍車がかかる可能性の方が大きい気すらする。自民に代わる受け皿の信頼性に乏しいというのが我が国の大きなの憂いである。

②コロナのデルタ株の全国的蔓延の中でパラリンピックというビッグイベントがやってきた。これがさらに引き金となって更なる蔓延をきたすか微妙なところ。ワクチン注射は本当に効果をきたしているのか。ワクチンが普及している外国の例を具体的にプレゼンして説得するのが国の専門家の役目だと思うが、効いているという言葉だけでは天邪鬼は信用できない。もっとも、効いていても打つ気はないが。ワクチン打つ前に次のことだけはリスク管理として思い浮かべる方がよいと思う。①治験中の薬である。②米国FDA動物実験結果。すべて死亡。あまりのことに実験を中止した。この事実は米国議会の公聴会で正式に証言されている。このことは何年か先の長期的な副作用の出現を予見させる。

③農薬

コロナの陰に隠れて誰もどこも話題にしてないが、日本は世界有数どころか世界一の農薬大国であることを覚えていたほうが良い。米国産の近代的農薬が問題である。農薬が付着した農産物、とくに小麦、トウモロコシなどは野菜などのように洗えばよいというものではないから深刻である。日本でも広く普及しているのはネオニコチド系農薬。残留がはなはだしい例はお茶、米、大豆、ホウレンソウなどでお茶に残る農薬(ネオニコチド)はほぼ100%お湯に出るといわれる。すでに日本人の多くの尿からネオニコチドが検出される。新生児の尿からも。輸入小麦ではカナダ米国産に含まれる農薬グリホサート。この薬は強烈な除草剤の猛毒で、特定の農産物だけ遺伝子組み換えで枯らさないようになっている。小麦など農産物がグリホサートに暴露すると深くしみ込んで収穫物になっても除去できないのである。製品で怖いのはパンやパスタという本を見た。最近の出版物でパンを食べるなというのも見かける。

昔の農薬のように暴露したらすぐバタンキューとなるのではなく、怖いのは何十年単位の慢性中毒であるといわれている。これは、治験真っ最中のコロナワクチンも同様である。両者とも、将来これらが原因の疾病が発生しても自然発生とみなされてうやむやにされ、本当の原因は決して明らかにされることはないという点で見事に符合している。