野良猫への近づき方

女房がペット関係の本を数冊借りて来たので、ページをめくっていたら新発見一杯で勉強になりました。

一番感銘を受けたのは、野良猫への近付き方。猫でも犬でも同じですが、彼らが恐れ一番嫌うのは、人間でいうところの、いわゆるガンをつけるということ。つまり正面から相手の眼を見つめる(眼をつける)ことです。彼ら同士でもけんかの時以外は絶対にやらないそうです。私はこれまで庭猫に近づくときは、じっと睨みながら近づいて逃げられてばかりだった。そうではなく、お前さんには興味ないよという素振りで横を向いて何気なく、そして少しづつ近寄る。急な動作は何事も厳禁。明日から早速やってみよう。

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この本の結びに書いてあったことも知っておいて損のないことではないだろうか。

「ペットとして、コンパニオンアニマルとして、共に暮らす動物たちが人間に望ことは多くはない。愛してほしい。そして分かってほしい。基本はそれだけ。彼らは様々なメッセージを送り続けている。だがそれは、分かろうとする人間の努力がなければ受け取ることも受け入れることも出来ない。」

「共に暮らす動物たちの切なる願い⇒・生活環境を頻繁に変えないでほしい。・接し方を気分によって変えないでほしい。・ダメなことはだめと最初に明確に示してほしい。・年をとっても愛してほしい。・虐待しないでほしい。・そしてあなたも幸せでいてほしい。」

・養老先生の新聞コラムから

「仕事で忙しい時にまる(飼い猫の名)を眺めると、こうやっても生きられるんだと思える。みんながああいうものを見ていると、世界が平和になるのではないでしょうか。」