猛暑の地域が関東から西方へシフト

猛暑(35度超え)が関東から西へ移動したようです。早朝目覚めたとき窓から入ってくる風の雰囲気で分かります。今朝もそんな感じで猛暑にはならない予感。(ホントかな)

早朝庭に面した椅子に座って緑を眺めると気分が落ち行くことを発見しました。早起きの得は3文どころでなく、もっと高価な金貨にも値すると感じました。

昨日(7月23日)の最高気温はこんな感じでした。

今日の最高気温ランキング(気温の高い順)

昨日(2023年7月23日24時現在 )の最高気温が高い順に一覧にしています。
10時頃までは、昨日のデータを表示しています。
猛暑日(最高気温35℃以上)となった地点数:38 地点
真夏日(最高気温30℃以上)となった地点数:655 地点

順位

観測地点

気温(℃)

起時

1

鳥取県 米子

36.7

14:30

2

京都府 京都

36.6

14:36

3

兵庫県 豊岡

36.1

14:39

3

京都府 宮津

36.1

14:57

5

島根県 益田

36.0

14:03

5

兵庫県 郡家

36.0

13:19

5

京都府 京田辺

36.0

15:13

8

大阪府 枚方

35.9

13:28

9

大分県 日田

35.8

15:00

9

福岡県 前原

35.8

13:13

9

鳥取県 鳥取

35.8

15:27

9

鳥取県 境

35.8

13:07

確かに西日本へ移動していますね。でも36度台の平熱だから大丈夫です。これが、医者に「発熱」と言われる37.5度を超えると発狂する酷暑に感じる。

この暑さは地球規模です。一説によると、12万年前に始まった地球間氷期のなかでの最高の暑さだそうです。12万年はともかく、この百年で日本がどれくらい暑くなったかを見てみると、次のような統計がありました。猛暑日の年間日数の比較です。平成5年から令和4年の30年間では2.7日。一方明治4年から昭和14年では0.8日。ですからこの百年で約3.4倍です。つまり百年で3~4倍暑くなったと言えます。また日本国内平均気温で比べると、30年前と現在で1.3度の上昇です。これはすごい値だ。50年前名古屋から東京に出て来た時の夏の快適さに感動した記憶が懐かしいです。

さて、この猛暑の原因の一番は偏西風の蛇行だそうです。偏西風帯がうねって北に盛り上がると暖気が多く運ばれその地域の気温が上昇します、日本、中国、欧米がその影響を受けています。だから気温40度の夏は世界で起こってる現象です。今回さらに憂慮すべきニュースがありました。シベリアでも異常高温の夏でシベリアタイガの原生林で山火事が起きていることです。カナダや北米の山火事のように手が付けられない様相を呈しているそうです。ますます温暖化に拍車をかける事態です。ロシアは何とか対処できないのだろうか。戦争やってる場合ではないと思うのですが。まずキチンと消火できてからにしてください。

偏西風の蛇行は地球温暖化が引金なのか?そうとも言えないらしいです。気象学は複雑で難しい。