♬七つの子

・亡くなった義父は晩年、90までは生きたいといっていたそうです。そしてそれを全うして亡くなったというからえらいものです。私もちょっとジャンプすればそれに手の届く年になりましたが、いくつまで生きたいと問われると答えられないですね。修行が足りないせいです。でも一つ言えるは、いくら未来の計画を練っていても、一寸先に死んでしまって未来の計画なんか何の意味もないことがあるということ。ですから、出来上がったオカリナ録音はそういうリスク回避の意味ですぐにユーチューブに公開します。ということで連ちゃんですが今日もよろしく。

・その前に今朝の落書き。

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塗り絵というのは脳の老化回復にいいんですってね。本にも書いてあるし、認知症の施設でも盛んにやっています。さらに、絵手紙のように簡単な形の絵を書くのは非常に効果がある。空間認識の衰えの回復になりますから。衰えると正確に四角形とか正円が書けなくなります。運転免許証の認知症テストに時計の絵を書かせるのはそのせいですね。あまりにもいびつだと大幅減点になる。

・さて、前置きが長くなりましたが、♬七つの子。

これも老人ホームでの人気曲です。

中北先生のピアノ伴奏はいつも素晴らしいが、とくにこの曲は顕著に思います。とても美しい。オカリナソロだけだととてもこのような演奏は出来ないと思いました。

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七つの子

オカリナ:RECOCA

カラオケ音楽:中北音楽研究所

使用オカリナ:ソルジェンテ

♬赤とんぼ&♬トンボの眼鏡

居候の光さんのブログからトンボの画像をお借りして、赤とんぼとトンボの眼鏡。トンボといえばこの2曲、いずれも大好きな童謡です。

その前にいたずら書き。

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次の絵はネットから借用したもの。東久留米では赤とんぼでなく、「♬夕焼け小焼け~」が午後5時20分に大音量で街中に流れます。何のためでしょう、この騒音何とかならないか。子供に帰宅を促すため?古いね~、今時こんなものを時刻替わりにしている子供いる?5時ころオカリナ録音していて、いまくいってるな~と悦に入っていると突然♬夕焼け小焼け~、トホホ・・。

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♬赤とんぼ

 オカリナ演奏:RECOCA

 使用オカリナ:ヒロミチ

 カラオケ伴奏音楽作成:中北音楽研究所

 画像:居候の光さんより借用

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♬トンボの眼鏡

 オカリナ演奏:RECOCA

 使用オカリナ:ソルジェンテ

 伴奏音楽:ネットから借用

 画像:居候の光さんより借用

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暑さは彼岸過ぎても

昨日も今日も寒がりのRECOCAが短パンで過ごして快適な東久留米。前代未聞の天変地異だ。暑さ寒さも彼岸までは、去年までのことのようである。

・明日から10%

新聞に影響がリストアップされていた。

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私が影響を受けそうな部分に印をつけた。(ただし通常の買い物以外で)

・郵便料金62円⇒63円、82円⇒84円 

・電車賃

新幹線や飛行機賃は額がでかい。

・火災保険であるが、去年会社を変えたとき、値上げが分かっていたので、5年一括払いで支払いを済ませてしまっている。そのためほんの少し負担が軽減している。

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コレラ

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コレラワクチンが投与される。これで豚コレラにかかった豚は市場に出ないが、ワクチン薬の残留がある。そのため豚肉の輸出はできなくなる。しかし、文脈からは国内流通は可能みたいである。ということは、日本の消費者は自衛せよと暗にアナウンスしているのと同じだ。自衛とはつまり国産豚肉はしばらく買うな、ということ?

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昨日の本の続き。

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・ブランド卵

通常では不必要な栄養成分強化の卵が高価で売られている。代表はヨード分強化卵。しかし、わが国でヨード不足で障害が出たという報告はない。不足ではなく既に昆布やわかめ魚介類で取り過ぎているのだ。過剰摂取による甲状腺障害の報告はいくらもある。ほかにもビタミン強化卵。黄身の色。濃い方が好まれる傾向があるが栄養的に差があるわけではない。鶏の品種による差だけ。ひどいのはエサに色を付けて黄身を増してる例もある。

・養殖魚

ぶり、まだい、トラフグ、ヒラメ、ギンザケ、アジ。これらの共通項は高級魚、刺身そして養殖。高級魚が養殖で手軽に入手できるようになったが問題は薬漬け。肉と同じ構図だ。抗生物質も当然含まれる。本来薬の残留はゼロであるべきだがそれは不可能なので、国は「一律に残留を禁止することは科学的でないし、国際的整合性が取れない」として残留基準なるものをを定めた。つまり実質的規制緩和である。その基準値もなんの安全性の「科学的実験的」根拠もない。国際的整合性が取れない、とは養殖輸入魚にも残留してますよ、という意味にとるべきである。また養殖の配合飼料にも問題がある。養殖のハマチ、フグは寄生虫駆除のためホルマリン漬け。

同じ名の魚でも天然と養殖は全く別物と考えるべき。栄養成分も異なる。養殖魚を選ぶなら産地、生産者、養殖法を知って選ぶこと。なるべく天然ものを選ぶこと。エビは養殖輸入物でも漂白剤、抗生物質大腸菌のオンパレードで一番ひどい。養殖エビを選ぶなら無投薬の粗放養殖のものにする。中国産ウナギは水銀、ヒ素。マグロ⇒激安マグロの正体は養殖マグロ。マグロはダイオキシンに汚染されている可能性が高く、脂に蓄積しやすいのでトロはほどほどに。メジと呼ばれるクロマグロの子供なら汚染は少ない。鰯、秋刀魚⇒ダイオキシン汚染も少なく、栄養満点。安全性が高いのは、ホキ・メロ・カラスガレイなど見たことも聞いたこともない天然魚。スズキ、コハダ、アナゴ⇒高濃度ダイオキシン汚染魚の代表。東京湾、大阪湾のような内湾の魚は避ける。

ここまでやって買っていたら日がくれますね。目をつむって、エイヤーと気合で食べるしかないか。

 

朝夕は秋

でも、陽が出ると暑いですね。寒がりの私でも短パンで過ごしています。大分熱帯化が進んでいます。九州をまた台風がかすめるようです。台風の家屋の簡単な被害は火災保険で申請すればカバーできるので心配ないですね。去年私が入りなおした火災保険は、例えば落雷で家電製品が壊れたり、不注意でTVなどを傷つけてもカバーできる優れものなので、このおかげで雷のたびに家電のコンセントを外すことはしなくなりました。むしろ壊れてくれて、保険のお金で新品に交換したいくらいですから。

さて今日の本題。2002年出版の古い本「食べるな危険」講談社。今までほとんど読んでなかったのですが昨日めくってみて面白かったので数回に分けて紹介します。

これを読むと安全に生きるには断食しかないように思えてきますが、そんなに神経質にならなくていいです。なぜなら、うちでは二人ともこの本読んでいませんが、八十近くの今まで恒例の検診の医者では二人ともに「問題なし」の数秒で終わっていますから。ただ気を付けていることといえば、おかずは生協宅配が基本、野菜のほとんどは自前の有機野菜くらいですかね。あとは塩分も糖質も普通に摂取しています。

この本は読むだけの知識としても超面白いのでネットのアマゾン書店で古本入手できるなら一読お勧めです。

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著者の日本子孫基金というのは民間のグループ。12年前とはこの本初版年の2002年から12年前ということです。

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扉カバーに書いてある本書のエッセンス。

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さて順番に。

まず今日は肉。

肉といっても、豚、鶏、牛と広うござんすが、共通して震え上がるのは抗生物質薬汚染の実態。いろんな事情で餌に混ぜているのです。人間はそれを口にするから、必然的に耐性菌地獄に見舞われる。医者の出す抗生物質は最低限にと心掛けていてもこれではざるの水漏れに等しい。特に鶏肉は要注意。狭い鶏小屋に押し込められたストレスで病気になるのを予防の意味で病変がなくても大量の抗生物質薬がえさに混ぜられる。鶏肉はヘルシーなんて大ウソみたいです。豚も同じ。牛は霜降りが問題。霜降りの脂を珍重するのは日本だけみたいです。霜降りを人工的に混ぜる、いわゆる加工肉はやめたほうが良い。さいころステーキとかになってしまうと見分けるのが難しいとのことです。加工肉は、霜の脂を接着剤でくっつけてあるそうです。それと一枚肉でなく数枚の肉が合わさった合成牛肉というのがありますが、これはレア、ミディアム厳禁、必ず良く中まで火を通すべしと注意書きがありましたので気を付けましょう。

それから、日本のハム、ソーセージが大問題。合成添加物の百貨店です。できるだけ「無塩せき」表示のものを使うこと。これは発色剤が入っていないという意味で、スーパーでは必ず一種類店頭にあるとのことです。

本書より

豚肉の選び方

「鹿児島産の純粋黒豚ならかなりいい。値段が高くても、より健康的な飼育方法をとっている生産者の豚肉を買うようにしたい。無菌豚は特定病原菌不在の豚のことであり、抗生物質耐性菌の付いてない豚という意味ではない」

鶏肉の選び方

「飼育状況の分かっている鶏を求める。よい育て方をされた鶏は食味がよく肉質が固い。地鶏が手に入ったら食べてみよう。肉に細菌がついていることがあるのでしっかり火を通す。」

輸入牛肉

ジャスコタスマニアビーフ、それかオーストラリア産ならお勧め。」

国産牛肉

「熊本のくまもとあか牛をはじめとするあか牛。南部牛を改良した短角牛。黒毛のアンガス牛(北海道)。これらは生協とかネット販売されている。」

ハムソーセージ

「無塩せき」ひょうじのもの。原材料表示がシンプルなものは余計な添加物を使っていないことを示す。「伊藤ハム」の「しっとり熟成ロースハム」のような「熟成」表示の製品は比較的ましなハムである。合成保存料や合成酸化防止剤が使ってないか裏の表示をよく調べよう・・。

 

♬ブルーライトヨコハマ

1968年の曲。いしだあゆみ(フィギャースケート選手から歌手に転向)がこの曲でオリコン一位、紅白出場を果たしました。横浜のご当地ソングとして今も京浜急行横浜駅の発車メロディに使われているそうです。

ブルーライトヨコハマ

リコーダー演奏:RECOCA

使用リコーダー:ハンス・コルスマ(オランダ製)

伴奏カラオケ:オカリナヒットパレード(煌めく昭和歌謡曲)Also社刊

画像はネットから借用

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なるほど、夜景の画像はいずれもブルーが基調です。夜景を見てこの歌詞を思いついたのかな。

・暑気払ふブルーライトの夜景かな

・恋人のマリンブルーに染まる夏

         RECOCA

プラトンの言葉「音楽の魅力」

古代ギリシャの大哲学者プラトン(BC427~347)の音楽について記した言葉

音楽は

世界に魂を

心に翼を

想像力に飛翔を

悲しみに魅力を

そしてあらゆるものに陽気さと声明を与えてくれる

それは秩序の本質であり

また善であり真であり美であるすべてのものにつながっている

音楽は目に見えない

だが、それだから一層

魅惑的で、情熱的で、永遠なるかたちをとるのだ

~~~~~~~~~~~~

ある音楽の本に載っていたプラトンが音楽について述べたという言葉です。

「悲しみに魅力を」なんてすごいとは思いません?深い悲しみを表現し、そしてそれを癒す力をもたらす、音楽の持つ最大の魅力を見通している。さすがです。

古代ギリシャでは音楽を美術の上に位置付けていたようです。目に見えない美は、より魂、天上世界、神に近いという考えで、必須7つの学問の中に音楽が入っていました。(文法学、修辞学、論理学、算術、幾何学天文学、そして音楽)

ところで、古代ギリシャの音楽というのが復元されています。楽譜はどうやって解読したのだろうか。

ギリシャ音楽にはポリフォニー(多声)の発展はありませんでしたが、リズムや音程の感覚に優れ、ピタゴラスの音響学、アリストテレスプラトンの音楽美学など秀れた学問研究があるとされています。また、ギリシャ音楽は詩と韻と共通するリズムを基礎として常に文字、文學と密着しているそうです。これは琵琶、浄瑠璃など日本音楽に似てますね。

ユーチューブに出ているギリシャ音楽の例です。

・これは実に不思議な音階感の曲

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・同じ古代ギリシャ音楽でも、もう少し現代に近い感じの曲。

これはいい曲ですよ。気に入りました。古代ギリシャ万歳です。これ聞くと、今我々が聞いている音楽はすでにここにある。つまり、3000年間世界は発展もしなけりゃ何も変わってないということが良く分かりました。

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ところで高尚な話から突然で誠に恐縮ですが、最近ヤマハから発売された「ヴェノーバ」という電子楽器。これを買おうか、考えているというか迷っています。基本の音はテナーサックス。テナーサックスのマウスピース付きだから音はすぐ出る。それに電子楽器だからリコーダー、オカリナ、みたいに息の強さで音高が左右されないから音のダイナミックスが自由。これは魅力。一万円でサックスの感覚が入手できる。それに、フルート、クラリネットオーボエ、トランペット、ホルン、ヴァイオリン、チェロの音色に切り替え可能。オカリナよりはるかにイージーな楽器だと思います。

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大人食堂

数日前子ども食堂のことをアナウンスしたが、今日市役所のチラシ置き場をみたら、東久留米こどもプロジェクトという民間組織が、活動の一環として開く子ども食堂についてのチラシが置いてあった。一読して感じたこと。参加したい子は誰でも無条件に受け入れる、これが基本だと思った。補助金の出どころは、企業と当日参加の大人一人300円。複数の組織団体が月一食堂を開けば、子供たちはそれらを渡りあることができる。

さて、今回話題にするのは、子供でなく「大人食堂」。こちらの方が歴史的には古いようだ。一昨日の読売新聞に特集されていたが、現実に大人食堂のお陰で救われた人は多い。これは知らなかった。子ども食堂というと、多少ともまだロマンがあるが、大人食堂となると、これは根が深く深刻な問題を抱えている。

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切り抜き記事の中に出ているのは40歳女性、1999年短大卒業。就職氷河期世代だが定職につけた。しかし1年で退職に追い込まれその後は非正規職を転々、とことん行き詰まった時大人食堂に助けられた。現在も大人食堂を手助けしながら生活保護を受給して身心の治療を受けている。「先のことなんか考えられない。長生きなんかしなくていい。」の言葉が心を打つ。

このような生活のピンチに陥るきっかけはリストラ、介護離職、離婚などいろいろあるだろうが、一旦正規の職を離れるともはや元に戻るのが至難というのが日本の労働市場のガンであろう。会社は非正規にしたくて仕方がないのだから。

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待遇の差から見ても会社側の意図は一目瞭然である。

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正規非正規に拘らず、同一能力同一賃金を国の職権と監視で強力に推進してもらいたいものだと思う。

このなかで私が前から非常に気になっているのが家族介護の実情で、しばしば失敗してのっぴきならぬ状況に陥ってしまう。これは思うに日本人特有のウエットな家族意識が発端だ。国も福祉予算削減の見地からこれに乗じて最大限家族による見取り介護を推奨しているように見える。しかし、親との別居が普通となっている現状では無理な注文で、条件がそろってうまくいく場合の方が少ないのではないだろうか。その極端な場合が介護離職での失敗である。介護のためにとせっかくの正規職についていてもこれを辞してしまう。脇から見ると、今の日本の労働事情では後で悲惨な目に合うのは目に見えているのだが、それでも家族愛の方が勝るのであろう。その一つの実例が同じ新聞記事に出ていた。案の定親子共倒れ寸前だがしかし、だからといってこの選択(介護離職)が間違いだったとは他人が言う筋合いではない。ただいえるのは、クールな判断をしても(つまり家族に頼らなくても)、老人ホームなどに問題なく移行できるような公的サービスを強化してもらいたいということ。これは介護離職の失敗の事例を見聞きするたびにいつも思うことである。欧米ではこれが基本なのだが。見かけは欧米を真似ても、精神は日本的ウエットなままというアンバランスが原因の悲劇に思える。