前のブログで、霊媒師に頼ってはいけないと書いたが、それは残念ながら玉石混交野放しになっている日本の場合のことである。
それに対し英国では、霊媒師などの心霊現象を査定する公式の機関(PRISM)があり、個別に調査して偽霊能者を厳しく淘汰しているから、能力の優劣はべつにして、少なくともクライアント情報の事前収集というようないんちきはない様である。
英国で現役最高の霊媒師と認定されているのはゴードン・スミス氏。彼のリーデイングには厳密な統計処理が行われており、他界した霊とのコンタクトで述べる内容があてずっぽで当たる確率は1万分の1以下とされている。さらに英国には心霊治療を行う医師がいて一般の病院に配属され、患者が望めば保険で心霊治療を受けることが出来ると聞いて、さすが心霊先進国と驚いたことがある。ここで重要なことは、英国では、死後生の存在が暗黙とはいえ公式に排除されていないということである。
さらに、米国にも信頼できるとされる霊媒師がいる。日本でも翻訳本が出版されて有名なのは、コンチェッタ・バートルディ。英国王室にもこの人のクライアントがいる。プロフィールによると、幼少時から「向こう側」とのやり取りが出来た。エドガーケーシー財団によるテストで「超感覚能力者」と認定。この人の個人リーディングは3年待ちとのこと。ほかにも、米国には時々日本のTVにも出てくる「超能力捜査官」なる超能力者もいて、警察と協力関係にあり、迷宮入りの難事件を「向こう側=被害者の霊」との交信で解決している。
超能力の活用はロシアもすごい。これは、唯物主義の権化のソ連時代からの伝統だ。もともとソ連では軍事目的。霊とか死後生とかの存在の有無などどうでもよく、軍事目的の結果オーライなら何でもよいという超合理主義、ある意味さばさばしていて気持ちがよい。その伝統で、現ロシアにおける超能力捜査もなかなかのもののようだ。
こうみてくると、日本の「心霊」後進性はどうしたんだろう。日本のみならず、中国、韓国など東アジアもこうしたことに無関心のようだ。アジアは欧米に較べてもともとスピリチュアルな風土だったはずなのに、どの分野でも「心霊」にちょっとでも手を染めたとたん強烈なパッシングをうける。最近福島で、勇敢にも大震災後の幽霊の研究を研究テーマにした学生がいたが、ネットに紹介されたとたん、低脳だとか、偏差値30だとか、指導教官含めコテンパンにやられた。いつも言うのだが、結局日本は「科学教」という新興宗教に犯されているのである。
コンチェスタ・バートルディの著書から「扉」の部分を以下に。
「選択」
どんな状況下であれ、私たちは選択しています。
生まれ変わるのも、自分で選択してのことです。
私たち全員が自分の両親を選んでいますが、「向こう側」からの指示も受けています。
つまり、どうすればその魂がこの世で役立つことが出来るのか、
霊的に成長できるかという点に基づいた集団的意思決定なのです。
「出会い」
この人生で出会う全ての人は以前にも会ったことのある人たちなのです。
自分にとってどういう人なのかよく考えてみるのも悪くはありません。
地下鉄で隣り合わせた人が、別の生涯では大切な血縁者であったかもしれないと。
そうしたら、お互い同士をもっと丁寧に取り扱うことになるでしょう。
「自信を持つこと」
全ての悩みを黒いゴミ袋にいれ、しっかり縛った上でゴミ捨て場に引きずっていく様子を映像化する。
悩みの種を全部ゴミ袋に入れて捨てるところを映像化するだけでよいのです。
効き目があります。
自信を持つ事です。
あなたが望むあらゆるものを手に入れるのに必要な物を全部手にしておられるのです。
それを信じてください。
感謝すること、笑顔を忘れないことです。