新聞記事から

昨日の朝日朝刊のべた記事です。

メインの記事は熟読すると腹立たしくなって精神衛生上よくありません。それに、RECOCAが炬燵の中で怒ってみても世の中同じだし、明日になれば政治家の言うことなんかころころ変わるから、な~んだ怒って損した、あるいはぬか喜びして損した、ということになるのが落ちです。これは70年以上日本で生きてきて学んだ絶対の真理です。だからどうしているか。熟読しません。見出しと斜め読み。慣れるとこれで内容は把握できるし、文章に触れている時間が短いから喜怒哀楽の程度は格段に小さくて済みます。

しかし一方、べた記事はしっかり熟読します。生きるに必要なことのヒントが満載だからです。

目についたべた記事①

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これを読んで、どう思われましたか?

なんと、長閑なアナログ詐欺。詐欺師もありったけの知恵を絞って複雑な手法を編み出す今の時代に、あなたの財布を「見ず知らずの」私に預けてください、といって成功するとは信じられない、というのが第一感。そして詐欺師の年齢を見て驚いた。⇒79歳。そして、被害者が若い男性??というのにもある意味感動。日本もまだ捨てたものじゃない、です。

②これはかなり深刻というか可及的速やかな行政の介入が必要。

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後期高齢者の単身者は賃貸住居を探すのが困難という現実。これは直接には大家のモラルの問題だが、そう簡単に切り捨てられない事情が大家側にあるのも理解できる。どうするのがベストかは知らないが、早急に行政に手を差し伸べてもらいたい問題だ。今持ち家の人だって突然の事情で明日はどうなるか分からないし、うちの近所ほとんどが後期高齢者の単身住まいである。ということは居住困難者予備軍がわが国には満載だということである。