俳人≒長命

26日日曜の朝刊で朝日俳壇の選者の一人稲畑汀子氏の選者退任の記事があった。90歳とのことである。選者4人のうちのもう一人も確か八十路だと思う。そして、同じく選者で2018年に亡くなった金子兜太氏は98歳だった。俳句を職業とする人は一般に長命のようだ。画家とか音楽の指揮者もそうだが、自分の思い通りにお山の大将で生きられるのがその理由だろうか。そういえば政治家も。庶民を踏みつけ気ままに長命。ひところは官僚もお山の大将だったが、最近は政治家に踏み荒らされてダメのようだ。

稲畑氏の最後の選句は26日の朝日俳壇。RECOCAの感性には同氏選の入選句が一番ピッタリくる。今回の10句中から私が選ぶ一句はこれ。

赤き丸一つ残して古暦 堀江信彦

この句を下敷きにRECOCAの迷句。

・年逝くや白紙白紙の予定表 recoca

・混沌やコロナコロナの古日記 recoca

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ここに書いてあるように朝日俳壇には毎週5,6千句が届く。これに全部目を通して10句選ぶのはものすごい重労働である。これが分かったのは、東久留米文化祭の飛び入り句会で25句から5句選句する作業を1時間でやったとき。わずか25句で目が回った。

◎たまたま7時のNHKニュースを見たら、オミクロン株の煽りと恐怖感の植え付けに熱心ですね。どっかで見た顔だと思っていたら、コロナの初めに出てきて40万人の死者が出るといって脅した8割おじさんがまだ健在で盛んにオミクロン怖い怖いと言っていた。だからどうだとは言いませんが。

巷では若者中心にクリスマスの人出。しかし、飲食店は緊急宣言出なくてもお客の側のオミクロン自粛でまた不景気が続くだろう。宣言なしだと補償金もなしなので余計たちが悪い。

クリスマスの夜の明治神宮表参道界隈のライトアップ風景。若者中心に非常な賑わいのようだ。(私が出かけたのではなく家族によるスナップ写真)

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