異邦人

今朝の曲は、異邦人。1979年の曲。作詞作曲歌唱 久保田早紀

あなたと私は異邦人。いや、地上は皆異邦人だらけ。だから戦争も起こるし、失恋なんてありふれたもの、何を悲しんでいるの・・。深読みすればそんな内容にも読める詞。なかなか世の本質を穿っている。作者の才能を感じる。

ウイキペディアの記述によれば、作詞者による元のタイトルは白い朝。しかし、売り出すためにはこれではインパクトが弱いと感じたレコード会社のプロデューサーが異邦人とした。それにふさわしいエキゾチックなイントロもあしらったことにより、ヒット曲につながったとのことである。確かにこのイントロは変わっていて迫力がある。

教訓⇒異邦人にとっては、マラソンを突然札幌に変えるくらいのことはなんでもないから驚いてはいけない・・。

では、RECOCAのオカリナで異邦人。

伴奏カラオケは、「オカリナで吹く演歌歌謡曲」より。

     異邦人 

      作詞・作曲・歌唱 久保田早紀

子供たちが空に向かい 両手を広げ

鳥や雲や夢までも つかもうとしている

その姿はきのうまでの 何も知らない私

あなたにこの指が 届くと信じていた

 

空と大地がふれあう彼方

過去からの旅人を呼んでる道

あなたにとって私 ただの通りすがり

ちょっと振り向いてみただけの異邦人

 

市場に行く人の波に 体を預け

石だたみの街角を ゆらゆらとさまよう

祈りの声ひづめの音 歌うようなざわめき

私を置き去りに 過ぎていく白い朝

 

時間旅行が心の傷を

なぜかしら埋めてゆく 不思議な道

サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き

あとは哀しみを持て余す異邦人

あとは哀しみを持て余す異邦人

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