♬「コカリナ」で浜千鳥

今回はオカリナではなく「コカリナ」で浜千鳥を演奏しました。

コカリナは小さな木をくりぬいて指孔を開けたオカリナよりももっとかわいい楽器です。こんな形をしています。

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直径3.5cm、長さ10cmです。標準的なコカリナはもっと小型です。今回のはそれよりは少し大きめ、いわゆるアルト管といわれるサイズです。指孔は表に4個、裏に2個、これだけオクターブ内半音含めすべて出ます。その代わり指使いが、ピアノやリコーダー、オカリナのようにシステマティックでないので非常に難しく、時間がかかります。とくにハ長調以外の曲は超初心者には無理。実はRECOCは超初心者。なぜかというと、この楽器10年前に買って一度も触ってないからです。それが今朝たまたま引き出しから出てきてまだ音が出たので何か曲をやってみようと思いました。曲はハ長調で最も簡単な浜千鳥にして音階表とにらめっこすること30分、なんとかこの曲で使う音の指を覚えました。そして、録音の試行錯誤2時間。

RECOCAのコカリナで浜千鳥です。

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コカリナの由来。

元は桜の「木でできたオカリナ」と呼ばれ、ハンガリーの露店で売られていました。これを黒坂さんという方が購入されて1995年に日本に紹介しコカリナと命名されました。そして木工家と共同で精度の高い楽器に仕上げ、自身で演奏を広めました。現在では普通のオカリナと同様、多くの愛好家が全国におられます。