ネットでマスク買ってみた

うちでは花粉症無縁なのでマスクを使用する習慣がない。今もない。それでもコロナ騒ぎが始まったとき家中を探し回ったら何かの折にストックしたものがいろんなところから百個ぐらい出て来た。これまで数個使っただけでほとんど手つかずに残っている。

それでも市販ではどんなものが売られているか興味があったのでドラッグストアなどを回ってもすでに空だったのでネット(アマゾン)を調べてみた。3月上旬のお話。

するといろいろある。50枚で数百円というのもあり、何だ良心的ではないかと思って最後の発注直前画面に行くとなんと送料1万円とかの表示で即中止する。その中で送料込み50枚2300円というのが一番リーズナブルだったので物は試し発注してみた。

アマゾンマーケットプレースからの受注画面を見ると納期が20日もかかることになっており、しかも納期予定を過ぎても納品されないのでおかしいと思い受注者に問い合わせたらなんと中国産マスクだった。しかも国際便の減便でさらに一週間遅れるとのことで、結局1月後の昨日中国からの国際貨物として届いた。しかも原産国ベトナムと書いてある。なんとなくそれだけでありがたみが増す貴重なマスクで、消耗品みたいに気安くはとても使えない。それで箱から出してまずやったことは枚数を確認すること。中国やベトナムがらみなら5,6枚の不足くらいならまぁいいかと思ったら、50枚きっちりあり、意外にしっかりしているのに感心。貴重品なのでその辺に飾っておくことにした。surgical maskと書いてあるが、見た目は百円ショップのものと変わらない。

外に出ると最近はほとんど自分以外の人はマスク着用して歩いている。どうやって入手しているのか不思議だが、それぞれの苦労の一端が分かった気がした。登校用の子供のマスク確保は大変だろうと思う。国はいまだに何んともしないが、あっ、間違えました、マスク2枚だけ配ってくれるのでしたね。有難くて涙が出ます。これがこの国の限界なのでしょうか、情けないことです。これでは、コロナの何倍も大変な首都直下地震、南海地震や富士山噴火の危機対応の右往左往ぶりが思いやられる。

中国から国際貨物で届いたマスク。

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