雑録

●新聞TVのニュース、特にTVは暗いもの、脅すもの等ばかりだと指摘するネット記事が多い。気を付けて見てみたらやっぱりその傾向が強い。世の中にはそうではない話題もあるはずなのにマイナスのバイアスがかかっているという指摘は正しそうだ。なぜそうなるかというと視聴者がそれを望むからである。つまりそのほうが視聴率を取りやすいからである、というのが結論のようだ。視聴率のフィルターのかかったものなどはニュースの価値がないから、エンタテイメントのつもりで見よう。時間の無駄だから見ないに越したことはないが。

心の温まる話題を必死に探したら、新聞の読者投稿欄にあった。(朝日「声}

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歩行者に優先権があるのは当たり前なので、この風習には海外の旅行者は一様に感心驚愕するらしいが、子供までがそうだったとは驚き。

●新型コロナ風邪は本当に怖いか

季節性インフルエンザと同じだだから大したことはないという論調は始めの頃大分見受けられた。実は現在でも散見される。どちらが本当だろうか。私は「怖い」方に賭ける。

理由①致死率が季節性インフルエンザの10~100倍

  ②今年2月に出された東北大学押谷教授のコメントが理由である。

   要旨

   「コロナ風邪は季節性インフルと同じではない。まず、季節性インフルの場合の死因は関連死がほとんど。関連死とは、インフル治癒後に起こる細菌性肺炎や、インフルをきっかけに寝たきりになる高齢者などが心筋梗塞など別の原因亡くなること。

それに対し、コロナ風邪肺炎は全く異なる。重症化する割合は低いが、重症化したらその人の肺ではウイルスそのものが肺の中で増えてウイルス性肺炎を起こす。重症のウイルス性肺炎は非常に治療が困難。」

つまり、コロナにかかる確率は低いが、掛かったら一大事になる恐れが高い、と思っている。実際、入院者の期間は数週間以上みたいだし、時々出ている闘病記によると、インフルなんてものじゃない、死ぬ思いだったというリポートが多い。