東久留米今日は33度

33度の真夏日というと普通なら暑くてげんなりするところだが、昨日の36度から比べるとずいぶんとすごしやすく感じる。人の五感というものは相対的なものだと改めて思う。そんな中で暑苦しさを感じさせる新聞記事。「じわりコロナ増」ここ1週間くらい、前週より新規感染者が増えている自治体が増えているそうである。

それでも全体で2.5万人だから大したことないと思うが、外の世界はどうなっているかちょっと覗いてみるとこんな感じである。

実は欧米は、日本の2万や3万人というようなレベルではない。未だにこうなのかと驚いたくらいだ。例えば、一番目立つのはなんと米国で7月1日の新規感染者は20万人。ヨーロッパでは、フランス12万人(7月1日)、ドイツ10万人、イタリア8.7万人、イギリス2万人、イスラエル1.5万人。ロシアでは3千人、韓国1万人、インド1.7万人などである。このようにコロナは海外でも未だ結構な勢力なので、現在日本でやってるように海外からの観光客の入国基準を緩めれば国内の感染者はある程度増えることは覚悟しておくべきだと思う。ただし、致死率を見るとオミクロンになってから一桁低くなっているからインフルエンザにちょっと毛の生えた程度と思ってよいのではないか。さらに、現在のオミクロン株BA-2は新株のBA-5に置き換わりつつあるそうで、現在の置換率は2割、月末には半分が置き換わると専門家はみている。そうすると場合によっては第7波の流行となるかもしれない。しかし、新株BA-5は感染力が従来株より強いらしいから致死性はさらに弱く、よりインフルエンザに近づくから感染者数に怯える必要はないと思う。例によって専門家は、7波に備えて3回目と4回目のワクチン接種を強く奨励している。この期に及んで何をか言わんやだが、どうするかは人それぞれだ。

逆の見解もあるので両方見てから接種の可否を決定されたらいいと思う。

近藤誠氏の本から⇒「私たちは素晴らしい免疫システムを持っているのに、どうして自分の体を信ずることが出来ないのだろう。それどころか、ワクチンという劇薬に頼ろうとする。それによって免疫システムを混乱させ、死者を増やしているのだから本末転倒だ。」

ところで今急激に熱中症がふえています。やっかいなことに熱中症の症状とコロナの症状が似ているとのことで熱中症の救急搬送がスムースにいかないのだそうです。それで熱中症の治療が遅れて重大な結果になることも少なくないそうです。だからこの時期簡単に熱中症にかかってはいけません。病院搬送してくれないかもしれないからです。ですから、夏の日中戸外でのマスク装着は極力避けるべきだと思います。マスクで自ら危険な熱中症を呼び込むことはないです。コロナより熱中症の方が何倍も危険ですから。