参院選挙後・・

参議院選挙が終了。自民圧勝。そんなことは事前に分かっていたので興味はない。天邪鬼(=ひねくれ者)のRECOCAが興味を抱いたのはN党と参政党の動向。参議院比例区という私には詳細不明な制度があって、弱小政党でも比例区から当選できるという結構な制度がある。結果は両党1議席を得た。しかもN党当選者は非常な高得票だとのこと。これで計2議席になった。(参政党は1議席議席を売るということはその後のマスコミの扱いがころっと変わり、大政党と平等になる。これは大変なことで、彼らの主張がTV大新聞を通じて頻繁に目に触れるようになる。大NHKといえども止めようがない。

 話変わって安倍元首相銃撃暗殺事件。犯人のほのめかした宗教団体は元統一教会系の団体であることが明らかになった。聞くところによると教団の元祖は韓国だそうだから、嫌韓感情がさらに助長されて、両国の友好関係回復の日が遠のくという観測がある。まぁそうかもしれないが、それよりも気になるのは日本における新興宗教である。日本の新興宗教とは明治以降に出てきた伝統的な3大宗教以外の宗教を指すと定義されているが、問題は昭和中期以降に勢力を拡大した宗教組織のようだ。日本では従来だれがどんな宗教にはまろうと寛容な国だったが、1995年のオーム真理教事件以後厳しくなったとの解説があった。それでも、襲撃犯人の主張するような破産を生ずるような献金問題の生ずる団体が本当にあるとすれば問題ですね。くれぐれも気を付けないと、幸福を求めて入信したのに不幸を招来することになる。

誤解を恐れずに言えば、新興宗教が闊歩できるのは結局伝統宗教がだらしないからだと思うのです。だってそうでしょう。例えばキリスト教。2000年間同じことを布教してきても世界から戦争も貧困もなくならないし、大多数の人にとって幸福な生活も程遠い状況じゃないですか。そこに、新興宗教の付け込む隙が生ずるのです。しかしだからと言って安易に飛びつくのは極めて危険です。その団体が危険かどうかは簡単に見極められます。①強力強権の教祖の存在②神の崇拝でなく教祖の崇拝③強引な勧誘④退会が困難④そして何よりも高額献金制度⑤教祖が豪華絢爛たる生活

以上のうち一つでも当てはまったら絶対に近寄らないほうがいいでしょう。