最近世論に押されて政治家と統一教会のかかわりが政党調査で明らかになってきた。しかし、かかわりの濃淡という面でいかがなものかと思われる面も見受けられる。例えば、ある野党での話、名刺交換していたことが発覚した過度で役職を辞任したなどはあまりにも縮こまり過ぎ(熱ものに懲りて膾を吹く)でなにか滑稽にすら感じる。もっと政策を揺るがすような本質的な関わりに焦点を絞らないと、この件は噂程度でまたすぐに世間から忘れ去られてしまうだろう。そういう意味で故安倍氏との関わりが自民候補者の当落、政策立案に影響したのか否か等調査することは必須であると思う。
さて、朝日新聞16日の朝刊。統一教会についてトータルすれば優に1頁に及ぶ記事が3個のコラムに分かれて掲載され読者の目を惹いた。
①統一教会の本拠として白亜の殿堂が韓国に建設中。建設資金の多くは日本信者からの送金。韓国本部では、日本の教団を献金を作りだす経済部隊と位置付けている。RECOCAの見解では、これは宗教ではない。言い値で宗教組織と認定し税制優遇する日本の宗教政策が甘ちゃんすぎる。日本に免税宗教いくつある??
②発祥の地韓国では今
信者数、日本より少ない。伝統キリスト教徒が韓国には多く、統一教会教義は異端扱い。したがって、伝統キリスト教側からの批判で布教が挫折したとみられる。RECOCAもこの点について、日本の伝統キリスト教、仏教、神道はなぜ黙っているのか不思議に思っていた。自分たちも同類と思っているから沈黙しているのではと思われますよ。本来の宗教家が、あれは宗教ではないから近づくなと声を上げるべきだ。
③卑怯な勧誘
統一教会を名乗らず信者勧誘。教団はそんな指示はしていないというが、実際にはやってると思ったほうがいいだろう。関連団体がたくさんあるようだから隠れ蓑のは困らない。
さてさて、ここからが私の言いたい本題。
上記のように同記事はいろんな側面から統一教会を洗い出していて読みごたえがあるが、非常に残念なことに核心というべき統一教会の教義に全く触れていないことだ。下記のごとく日本蔑視のふざけた教義なのである。
これを知っても自民党代議士は統一教会に近づくのか。これが今RECOCAの一番知りたいことである。日本の統一教会信者はこの協議を当然知ってると思うが、日本人の魂までマインドコントロールで骨抜きにできるものなのだろうか。
教義の核心部分
韓半島は何かと言えば、男でいえば生殖器。半島である。島国は女性の陰部と同じ。日本が1978年から世界的な経済大国として登場したのは、エバ(イヴ)国家として選ばれたので(中略)日本はすべての物質を収拾して本然の夫であるアダム国家韓国に捧げなければならない。」
特に日本の信者に対して
「先祖があまりに多くの罪を犯したので子孫が苦しんでいるのだ。だからその罪を帳消しにしないといけない。日本が犯した植民地支配の帳消しにするため、子孫は先祖に代わってあらゆる献金をして教会活動に参加し懺悔しなければならない。日本という国家の犯した過ちを反省して償うこと。だから献金せよ。・・」