日本のGDP、ほか「孤独」

日本のGDP国内総生産)がやっとコロナ前の水準に戻ったとの新聞報道があった。(4月~6月:年2.2%増)5月の大型連休を行動制限のない状態で過ごしたことが大きいといわれる。しかし、その後の7波、ウクライナ戦争の長期化でどう転ぶかわからない。以前ネットで見た業種別の負債の割合をみても、飲食、サービス、宿泊分野の資金繰りが容易でないことが見て取れる。下図を見ると観光宿泊業が段違いにやばそう。その逆が医療。コロナ前赤字経営だった病院がコロナで黒字に転化した。幽霊病床などのせいだといわれる。

◎話が突然変わって恐縮ですが「孤独」の弊害について。

孤独が特に御老体にとって良くないとは聞いていました。それは何となく素人にもわかります。孤独であれば鬱になりやすいからです。それが高じると鬱病という厄介な精神病になる危険があります。鬱病が恐ろしいのは自殺志向になるからです。これは老人も若者も関係ないです。しかし老人は会社などの世間と無縁なのほっとくとすぐ孤独になるのでしょう。実は、孤独は精神だけではなくて、肉体的な不健康をもたらすという精神科医の研究があることを知って驚きました。(下記リンク)

孤独は喫煙と同じ弊害があって寿命を縮めるのだそうです。なぜかというそのメカニズムが面白い。人間は孤独、つまり他人と無接触であるほど他人のちょっとした変化が気になり敏感になるのだそうです。それを医学用語で交感神経過敏症といい、これはリラックスの逆の状態です。喫煙、飲酒も続くと同じです。孤独イコール外界過剰反応というわけです。

ここからはRECOCAの見解ですが、孤独でも外界に無関心無反応で済ませるという修行を積めばいいわけですね。何も無理に嫌いなご近所付き合いをやったり、老人クラブなどに参加することはないです。外界や他人がどうなろうと無関係に、一人でずっと集中するものを作ればいいわけですね。外界に無反応というと、一種の死んだ状態でもあるのでそれに耐えられるにはかなりの修業が必要と思われます。

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