◎朝日新聞読者投稿欄「声」に載った共感する記事(5月27日)
①問い合わせ電話 人間出てきて
企業のサポートセンターへ電話するとこういう気がして憂鬱になる、何とかしてもらいたいという話。全くその通りで自分も百%同感だ。十回以上も質問項目のボタンを押させられて、とどのつまりが「回線が込み合っていますので後ほどおかけ直しください。」「どうやったら人間が対応してくれるのかネットで調べどうにかたどりついた時は20分以上経過していた。」「人間が出る選択肢の質問を最初にしてください。操作が分からなかったりして人に聞きたくて電話しているのだから。」
②携帯 カーナビ チャットGPT
「~~携帯電話が普及した頃を思い出す。それまで知人の電話番号などいくつも暗記していたものだが携帯電話を使うようになり必要なくなった。車にカーナビが搭載される前は、一度運転した経路は何となく覚えていたものだが、カーナビが普及してその必要はなくなった。必要なくなったので道順を記憶できなくなった。チャットGPTも大変便利なものだが普及すると携帯電話やカーナビの如く人の記憶力や思索力を損なわせることになるのでは危惧する。チャットの回答を基礎にさらに人が思索を深めていくようにすればいいのだが、そうでないと人類は考える葦であることをやめてしまう時代が来るのではないか。」全くその通りだ。
③魚の骨を嫌う子 蛇口ひねらぬ子
本当にそんな子がいるのか信じられないが多いらしい。現代社会は一度大災害でシャッフルして原始に戻したほうがいいかもしれない。焼き魚を出されて手を付けようとしない孫がいたので聞いてみると小骨が嫌なのだとか。魚は切り身の骨なしだと思っているのだろう。落語に出てくる大名の話を聞いてるようなきがした。
子供が走って帰ってきて喉が渇いたのだろう、蛇口に手をかざし続けて怪訝な顔をしていた。自宅の蛇口では手をかざせば水が出るようになっているのだろう。それで蛇口というものはすべてそんなものと思い込んでいるのだ。「しかし不便な経験をさせる必要がある。」全くその通りで、そうでないと災害の被災者になったりしたとき、真っ先に取り残されてしまう。