最も暑い7月だった/意外な「ブラック」職場

◎過去最高に暑い7月だった

今年はこれまでで最高に暑い7月だった。

しかしご安心あれ。大西洋深海流(昨日の拙記事参照)が停止(2050年が最も起こる公算高い)すれば世界は嫌でも寒冷化する。そして農業不振、食料なくて餓死者続出でしょう。

◎意外なブラック職場

東京霞が関の高級官僚の職場環境です。それも最高級の上級職公務員です。東大法学部を卒業すれば公務員上級試験をパスして財務省などの高級官僚になる。これは華やかな勝ち組出世コースの典型です。しかし、それに異変が現れてきました。高級官僚志望の大学生が減少しているのです。霞が関の官僚になるより民間志望です。なぜかというと職場環境。労働時間がめちゃくちゃなのです。深夜12時過ぎは当たり前、それでいて翌日は定時が定番。実はこれ大昔からありました。50年前私はある公団へ出向していました。その時あるプロジェクトに関わり、通産省の担当者と予算申請の打ち合わせをすることになりを電話を掛けると、12時に行くから待っていてくれとのこと。あれ、もう午後なのにおかしいなぁと思って確かめたらなんと夜中の12時のことでした。結局現れたのは午前一時頃。頭がいいだけでは務まらん体力勝負の職場だと驚くとともに、彼らが気の毒にもなりました。

そんな状態が現在も悪しき慣習として延々とまかり通っています。原因はただ一点、国会の先生用の国会答弁原稿の作成です。翌日午前9時の開会までに作ってくれと前日夜持ち込んでくる。議員の先生は官僚にとって神様ですから、お説御尤もで黒とおっしゃれば黒、白とおっしゃれば白と太鼓持ちみたいに従うしかないようです。

 そんな環境をかえようと、しびれを切らした現役の若手官僚が河野大臣に要望書出したというお話です。

“国会業務のあり方を変えてほしい” 現役官僚ら河野大臣に申し入れ(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース

上級国民の階層もなかなか大変ですね。病院勤務のお医者さん、特に外科医とか産科医も時間外が大変で、なり手が減少しているとか。勤務時間から見たら完全にブラックな環境です。小中の教師についてはブラックは真っ黒過ぎて何をか況やですが。