エスカレーターの乗り方暗黙のルール

皆さんのお住いの地方ではどうですか。急ぐ人のために片側(たいていは右側)を空けておきますか。そして左側では動きません。このルールは全国で多いのではないでしょうか。東京もこのルールです。ただし、この乗り方が当局お勧めの方法であるかどうかは分かりません。

しかし、この左側のみ立ち止まり方式には決定的な欠点があります。それは左手でしかエスカレーターのベルトを掴めないことです。世の中には病気療養中とか左手が使えない身障者とかが一定数おられます。この方たちは体を固定できないために非常に怖い思いをしてエスカレーターを利用しなければなりません。それを改善するための方法は?そうです、二列とも動かない方式です。つまり、エスカレーターに乗るときは歩くな、走るなということです。この方が結局人が滞留しなくて早く移動できるという説もあります。

このほど名古屋市がこの動くな方式を条例化しました。但し違反者の罰則はなしです。エスカレーターが設置されている駅や商業施設では、それを周知徹底させる義務を負うそうです。実は名古屋市は全国2例目。先陣を切っているのは埼玉県です。果たしてこの方式は全国区に普及するや否や、興味があります。私はこの動くな立ち止まれ方式に賛成です。公共施設は最弱者の利便性を基本に置くべきだからです。これができない国はいくら経済などが発展していても立派な後進国です。これはマイナンバーカードにも言えます。弱者が使いづらいカード方式になっていませんか。

エスカレーターは立ち止まって 名古屋市が条例施行、全国2例目(毎日新聞) - Yahoo!ニュース - nasakura1940@gmail.com - Gmail (google.com)

今日から10月。月初めに威儀を正す意味で駄句を詠みました。

・命日や十月の空湖の蒼

・やや嬉し十月の涼思うとき

・天高し吹けばオカリナビブラート

・秋風にのって消えゆくオカリーナ

・リコーダー四人揃えば菊日和

・ふるさとの昔話や秋の笛

追伸

ブックマークのコメントを頂きました。

さいたま市の駅でのエスカレーター、先陣を切ってこの方式(2列とも歩行禁止)を採用されているけれど普及する気配なしだそうです。特に朝夕ラッシュ時。もっと強力なPRが必要のようです。