医者がすすめる不養生から「私が抗がん剤を拒否する理由」

医者がすすめる不養生:遠山高史(精神科医)から「私が抗がん剤を拒否する理由。

このエッセイが書かれたのは1992年、つまり30年前だ。この30年で抗がん剤は劇的に進化したか、素人の私に本当のことはわからない。がんの専門医はやたらと抗がん剤を使うみたいだ。しかしそれ完治した例は聞かない。余命を延ばす効果があるとされているが、それがどのくらいなのか、しかしただ苦しんで生きながらえることに意味があるのか、いろいろ考えるべき問題がある。このような時、がんの専門医でない医師の見解は我々にとって非常に参考になる。

鍵カッコ内本文引用

「がんの治療法はいろいろあるが、延命がどの程度期待できるかかは、いずれの療法においても明確になっているとはいえない。なかでも抗がん剤の効果は期待ほどではなく、深刻な副作用との差はしばしばマイナスとなるといわれている。アメリカでの調査によると、抗がん剤による治療効果が認められたケースは、がん全体の5%程度であるという。日本ではどうかというと、統計学的に正しい手法でなされた研究はほとんどないといわれている。しかし、1990年の抗がん剤市場についていえば、日本は米国の4倍の規模である。効果についての碌な研究もないのにこのように莫大な抗がん剤消費をしているのは、日本の医者が抗がん剤の特性をほとんど分かっていないところにある。

       中略

抗がん剤が効く少数の癌があることは確かである。しかし、胃がん、大腸、直腸癌などについてはさしたる効果がないという。肺がんも悪性の小細胞がんは抗がん剤が第一選択肢であるといわれるが結局助からないという。だから私はこういう固型がんになっても今出回っている抗がん剤は拒否するに違いない。だいたい、癌は何もしないことが一番延命効果があるという学者もいるのだ。このようなアバウトな話のもとに生活の質を著しく低下させる化学療法など受ける気がするだろうか。がんの化学療法はまだ研究段階の極めて初期にあることに思い至る必要がありはすまいか。」

 

このエッセイは1992年である。その後の30年で抗がん剤は進化したのだろうか??

癌の死亡者はその後も横ばいである。健診市場とがん治療市場は高騰しているのにもかかわらず。

さらに、研究の初期段階と言われて連想するのは新型コロナのmRNAワクチンである。まず短期後遺症は過去の諸ワクチンに比べ甚大であることが判明しだしている。さらにこれから長期後遺症の発現である。重要な研究段階に差し掛かっている。