古家は更地にして売却?

自分の今住んでいる住宅地ですが、周りで老齢化による空き家が目立つようになりました。これらを売却するとき建物付きで売るのか持ち主が更地にして売るのが一般的なのかどうなんだろうと時々考えていました。

そんな時偶々耳寄りな動画を発見したので、こういう問題に興味をお持ちの方とシェアしたいと思います。この動画の趣旨は、「不動産屋に、解体しないと売れないからまず自分で解体せよと言われたら注意せよ」です。

動画では次のような例を引き合いに出して不動産屋の思惑を暴露しています。

売主Aさんの家は築40年売却を不動産屋に依頼。不動産屋の言うことには、更地にしたほうが速く売れるのでまず売主Aさんの費用で更地にする。その上で売り値決めて売却の手続き(売り出しチラシとか宣伝)をする。3か月買い手がつかない場合は当該不動産屋が買い取るという提案を受けそれに従いました。ところが3か月間何度も売値を値下げしても買い手は現れなかった。それで泣く泣く不動産屋に市価の半値で売却する羽目になった。

実はこのスキームが安く物件を入手するための不動産屋の当初からの狙いだというのです。ですから不動産屋の思惑にのらないためには、更地にしてから売却依頼するのでなく、買い手が付いてから更地にするという条件にするべきだというのが第一点の注意事項です。

第2に更地にするといろいろ不利益を被ることがあるそうです。

・固定資産税の減免措置を受けられなくなる。居住者のない古家はを更地にすると固定資産税が何倍にも跳ね上がる。更地費用(200万円位)払った上に長期間高い固定資産税という不利益を被ることになる。

・最近の建築基準法に適合しない古い土地区画だと更地にしたはいいが、新居が建てられないばあいがある。

結論として売却に際しては古家付きにするか、売主が解体する場合は買い手がついてからにする。

詳しくは動画をご覧ください。

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