今日は久しぶりに風もなく春です。春めく、暖か、麗か・・のような、眠気を催すような陽気を久しぶりに感じました。
眠気を追っ払って、朝刊を見ると「津波予見可能と認定、国・東電に賠償命令」
当たり前の結論を出すのに6年の慎重審議とは恐れ入りますが、常識的判断でしょう。
古文書や地質を見れば大地震の痕跡が分かるし、計算で津波の規模がある程度予測できるから、備えを怠ったといわれるのは仕方ないと思われます。
仮にこれをクリアしていて、6年前の津波ではセーフだったとしても、ほかに「想定外」のことは山ほどあるはずです。だから、想定外なのですから。一旦。そういうものの洗礼を受ければどうなるかを福島原発は教えてくれているのですから、なぜ教訓にしないで平気で再稼動なのでしょうね。
ところで我が家のささやかなる想定外といえば、かみさんの血圧が160よりかなり上と一般常識から見ると高いということが突然分かったこと。数年前まで、むしろ低いということになっていたのに70過ぎたら突然高血圧??しかしこういうことはよくあるようだ。
あわててヤマダデンキで格安血圧計を買ってきて計りはじめた。そのことで主治医のところへ行ったら、血圧計なんか買ったんですか、と憮然たる表情で、過去の検診記録を仔細に調べ、「あなたのような人は心臓疾患、血管の病気、がんでは死にません。」と言われて意気揚々と引き上げてきた。
どういうことだろうと、ネットで「良心的」な専門家の見解を調べたら、どうもこういうことらしいですね。一般に、健康人の血圧には非常に大きな個人差がある。日本で何万人という健康人の血圧の頻度分布を調査した研究があるそうですが、130~180の間きれいに正規分布をしている。つまり、130でも180でもその人は健康であるわけです。その正規分布の平均値(中央値)が150だった。
なので、数年前高血圧学会だったかが、正常血圧が150以下と発表しました。ところが、検診ではなぜか相変わらず140を境界線としている。これを越えれば、機械的にお薬・・。製薬会社とつるんでいるのでは、と疑われても仕方が無いです。
さらにいえば、中央値150も全く意味がありません。130でも180でも健康な人は健康なのですから、150で切る意味が全く無い。さらにいえば、無理無理薬で降圧して寿命が延びたという研究結果は無いそうです。逆はある。
なぜかというと、血圧を下げて血流を悪くするとそのためのデメリットが生ずる。典型的なのが、認知症、ガン。心臓が最適と判断して送り出しているのがその人の血圧であるということをよくよく認識すべきだ、ということのようですよ。
むしろ考えるべきは、むりむり降圧するんじゃなくて、血管の老化対策、若返り法でしょうね。これは大いに意味がある。
次のYOU TUBEでじっくりお聞き下さい。
・さえずりや懐手して縁の先
https://www.youtube.com/watch?v=SM6oo1msuxE
https://www.youtube.com/watch?v=krNjtuVBm40
花クイズです。スーパーの植え込みにありました。