運転免許証の更新に石神井警察署へ出向き、これから3年間有効の免許証を取得してきた。
顧みれば長い長い道のりのプロジェクトだった。発端はまず認知症検査受講の通知を一月に受領した時から始まる。なぜ半年も前に通知が来るかというと検査の受講者数が多すぎて予約が取りにくいからである。自分の場合も今回通知のはがきが来てすぐ予約を取ろうとしたのだが、とれたのは五月二日だった。これだけラグタイムがあるといいことがある。それは「お受験勉強」。実は参考書というものが出版されているのである。実に65年ぶりの受験勉強だった。まぁ二、三日もあれば足りる内容ではあるが。おかげで殆ど満点の成績でパス。受験料は750円。成績優秀であるとなにか特典があるかと期待したのだが何もなかった。「優良」区分で5年に延長してくれるかと思ったのだが・・。
次に控えているのが座業と実地の運転講習。2時間しっかり講習させられる。この講習料金5100円。個人的予測であるが、近々この運転講習は講習でなく検査・試験になるだろう。この段階で不適格者は排除しておいたほうが良い。認知症検査を含め高齢者講習は便宜のため各地の自動車教習所が請け負っている。少子化で教習者が減少の折から、この高齢者向け事業は教習所にとって干天の慈雨、棚から牡丹餅だっただろう。
我々はこれだけの時間と金銭5850円をすでに投下しているので、今日の免許証更新事務はあっという間に終わった。(15分くらい)高齢者でない一般人はこの場で1時間の座業講習がある。更新事務の費用も一般人より500円安かった。
免許証に貼る写真であるが、更新事務所がその場で一定の基準できれいに仕上げてくれる。なので、前回3年前の写真を見比べれば、どこがどのように変化(つまり老け込んだか)子細に観察できる。今回これをやってみたが、驚くべきことにほとんど変化なかった。これは重大な発見で、(5850+2500)円と半年の時間を投下するに足る大発見であった。しいて言えば、瞼が3年前より心持垂れ下がって目が細くなっているくらいだ。これからは目を吊り上げて生活するか、しんどくなったらセロテープで釣りあげておこうと思う。
さて、予測よりあまりに早く終わってしまったので、近くの都立石神井公園を散策した。豊かな緑に囲まれた細長い瓢箪型の池が特徴の有名な公園である。
池の向こう岸には高級住宅が林立しているところを取ろうと思ったのだが縮小しすぎた。
この木は「ラクウショウ」という名の練馬の名木。高さ20mにもなる。
湖畔の紫陽花。
紫陽花を写生する人々。
〇♬コンドルは飛んで行く
丁度一年前にアップした曲(RECOCA=私のオカリナ)を再掲しておきます。今聞くとあまりよい出来栄えではありませんでしたが。一年ユーチューブで訓練しているので、いまやり直せばかなり改善できそうだ。人は経験によって進化する?