その前に昨日の俳句の続き。
・断捨離の電線地下へ秋高し
・すっきりと街の稜線秋高し
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①誘いと勧めの違い
両方ともある行動をするように人に働きかけること。
誘い⇒犯罪グループへ誘う、勉強会へ誘う、のようによいことにも悪いことにも使う。
勧め⇒ダイエットを勧めた、のように自分が良いと判断したことを相手に似もするように言うこと。「悪魔の誘い」とは言うが。「悪魔の勧め」とはいわない。
②返すと戻す
両方とも物事や人の状態、場所などを以前と同じ状態にするという意味がある。
返す⇒主に所有者が決まっているものに使われる。
図書館で借りた本を返す。借りた金を返す。
戻す⇒置き場所が決まっているものに使われることが多い。
懐中電灯、使ったら戻すように。本は読んでもいいが、元の場所に戻すこと。
(RECOCA注:これは微妙。「本を読んでもいいがもとの場所へ返すこと」、でもいいように思うが誤用だろうか?本を帰す、はだめか?)
③素晴らしいとすてき
両者とも優れていて感心させられる様子を言う。
素晴らしい⇒それ自体が優れている様子。客観的な評価。すてき⇒主観的感情表現で口語で使用。(好みに合っている)すてきなプレゼント、といった場合プレゼントの値段や品質よりも自分のセンスに会っているという意味で使われる。
④不在と留守
両者ともその場にいないことを指す。
留守⇒普段はその家にいるが、現在は外出して家にいないことを指す。
不在⇒家に限らず、そもそもその場にいないことを指す。
「不在中」の看板⇒その場にいない。戻るかどうか不明。
「留守中」の看板⇒たまたま外出中。
ただし、「母は今不在です。」「母は今留守です。」のように両方使える。
以下の例では入れ替え不可。
不在⇒「国民不在の政治」「郵便局からの不在連絡票」
留守⇒「一週間留守にする」「留守にしていて失礼しました。」
⑤裸足と素足
裸足⇒靴を履いていない状態
素足⇒靴下、足袋、ストッキングを付けていない状態。
出典 似ている日本語 佐々木瑞枝著 東京堂出版。
おまけの出題。 さらに難しいかも。
①ずれと食い違い
②つり合いとバランス