雑感その2

●皆さんの近所の開業医さん、発熱等風邪まがいのコロナと紛らわしい患者さんを診療してくれますか。うちの近所では2月当初は入り口に張り紙がしてあって、発熱患者の門前払いみたいになっていましたが、今はいろいろと工夫されているようでかなり結構な感じになってきました。例えば発熱患者は事前電話午前の身の診療とか、全て予約制にして待合室に入れる人数を過密にならないように制限して、溢れたら室外で待つとか工夫をされています。それでも、重症患者の受け入れキャパシティはパンデミック以前の今からすでに不足、輪をかけて院内感染による医療機関の減少とかで一種の医療崩壊もどきをきたしています。2月から最悪事態への準備期間は十分あったはずなのに、何をしていたのか、無能と言われても仕方ないでしょうね。ですから、コロナにニアミスしてもやり過ごせるだけの抵抗力をつけて自衛することが我々が生き残る最善策と言えます。

今朝の新聞広告で耳寄りな書籍の広告を見つけました。最も手軽で安価な方法は「歩くこと」。歩いてコロナをやり過ごせるそうですから歩きましょう。紫外線もウイルス撃退に効果あるそうです。ちなみにこの1年以上私がやってることは、ベランダで上半身日に当たりながら乾布摩擦。歩行は最近足の爪の状態がよくなくてせいぜい五千歩どまりですが。

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●国民一律10万円支給。有難さに感涙しましたが、欧米G7の対策はこんな程度のものではないということを知っておくべきです。そして、休業補償に消極的な日本政府の在り方をとっくり観察して、これからの国はどうあるべきか、特に若い人たちは十分考えて立ち回るべきでしょうね。カナダなんかはすごいですよ。コロナの影響で連続14日間失職すれば月2000カナダドル(15万4千円)最大4か月支給とか、フランスでも前年の売り上げが同じ月の5割以上減った個人事業主や小規模企業に約18万円支給、これを複数月継続、しかもその手続きはネット申請でものの5分で完了。つまり日本で30万円の時心配していた事務手続きの煩雑さの懸念がいかに時代遅れの役所事務システムに起因しているのかを如実に知らしめてくれているのです。

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