RECOCAは昨日の記事で,日本の現状におけるコロナ重傷者治療のトリアージ(選別)に疑問を呈した。そうしたら今朝の天声人語も同様の趣旨を掲載した。RECOCAのアンテナ感度もなかなかのものとひそかに自画自賛。天声人語記事によれば、トリアージの必要性は日本医師会長の発言がもとになっているとのこと。「医療崩壊が進んでいる。トリアージせざるを得ない状況に陥りかねない。」しかし、医師会長、よく言うよというのが感想だ。重症患者の急増に追いつかないのは、病床や機材をコロナに回さない彼ら医療側の事情ではないのか。他人事みたいに責任転嫁しないでくれ。
政府もやっと重い腰を上げて法改正の方針。ポイントは二点。
①休業、時短など命令できる。命令無視の事業者、個人に行政罰の罰金。
②コロナ等患者受け入れを病因に勧告できる。無視した場合、病院名公表。
事業者、個人には罰金で、病院には無し、とはいささか公平性を欠くのではないか。