株式市場はバブル的好景気らしい

また接待騒ぎでにぎやかですね。我が国では首相の身内が足を引っ張るようになった。しかしひところに比べると接待のスケールは小さくなってきた感じがする。しかしそうはいっても、一食7万円の環境と飲食とはなかなかだ。どういう飲食の内容か興味ある。ひょっとして席料としてぼられているのではないか。

◎全く知らなかったが世の中30年ぶりの株式市場の株高好景気だそうである。そういえば30年前、日経平均3.8万円の時代があった。丁度カナダ赴任から帰国した時で気分が高揚していたこともあり投資信託に手を出したら、直後にバブルがはじけて痛い目にあった。その時の教訓。自分には金儲けの才能がないということ。以来、株、宝くじパチンコ競馬競輪競艇その他かけ事には一切無関心で過ごしている。最近では年賀はがきお年玉くじの切手にも縁遠くなった。

ところで、経済は新型ウイルスの影響で大変なことになっているのになぜ株価が上がるのか。素人には全く理解の外だが、この疑問に対して経済の雑誌では次のように一刀両断のご託宣である。「経済と株価の傾向は連動すべきという考えが間違っている。経済と株価は関係ない。株価は株価で勝手に上下するのである。株は人間の欲望であり、投資家の期待の反映である。もっと上がるかもという期待で株を買う。買うから上がる。株価の上昇とは投資家たちの期待の実現、期待の自己実現なのである。」

では投資家は今なぜ経済不調にもかかわらず株が上がると思っているかというと、コロナに起因する国の財政出動、つまりお金のバラマキが株式市場に巡ってくるという期待からである。それと米国の株式上昇の気分も影響している。もっと経済の述語を使って言うとこうなる。「歴史的なコロナ禍の緩和マネーが株、不動産、ビットコイン流入している。」しかし、現在までの財政出動は限界に来ているとみられているから、間もなくバブルを支える種が尽きる。つまりもう政府からコロナ禍を救うお金は出そうもない。そうするとお決まりのコース「コロナバブルの崩壊」だ。問題は30年前のように突然はじけてみんな痛い目に会うのか、あるいは緩やかにはじけて目出度く軟着陸できるかである。ニューズウイーク日本語版2月9日号によると、その時は2021年、つまり今年中に必ず来るとのご託宣である。

ではしばらく金儲けの算段を忘れてオカリナの音色をお楽しみください。

RECOCAのオカリナで、百万本のバラです。

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