秋・東京コロナ・滝廉太郎の秋の歌

秋の陽気と共に日本のコロナ数はなぜか急減が続いています。東京も昨日は36人。こんな感じです。数か月前までこの枠の中には2桁~3桁の数字がびっしりだったのにこの歯抜けのような寂しさはなんだろうと思います。

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ま~、歯抜けでも結構なことです。

一方、ニュースを見ていたらなんか今冬のインフルエンザの心配をして、インフルエンザワクチンに皆群がっているそうです。それでインフルエンザワクチンの数が足りなくなって恐慌寸前だそうです。もうそんな先の心配をしてるんですね~。でもインフルエンザワクチンの実効性は毎年ほとんどなかったんじゃないですか。流行の型を予測して打つから、それが合致することはめったにないみたいですよ。

なぜみんなそんなに今冬のインフルエンザを心配するかというと、また例によって専門家やTVの煽りの影響みたいです。今冬にインフルエンザが流行するぞという説の理由は、去年インフルエンザの患者が殆ど報告されなくて実質新型コロナに押されてゼロだったからです。だから直近のインフルエンザに対する集団免疫が欠けているから、今度の冬にインフルエンザが入ってきたら大流行間違いなしという説です。

しかし、ちょっと待ってください。これは再考の必要があると思います。一般に新聞TVの専門家は去年インフルエンザが少なかった理由について何と言っているかというと、二つの可能性を上げています。①コロナ対策で清潔にしていたから②ウイルス干渉の影響。ウイルス干渉とは、最初にコロナがはやってしまうと後から来るウイルスは流行の仲間入りができないいう理論です。

①は説得力無いですね。清潔にしてたのにコロナだけはやるというのはどう考えてもおかしいです。②は説得力があります。私も当初これが理由だと思いました。

でももっと信憑性のありそうな第3の可能性がありました。それは実にくだらないことです。

・それはお医者さんが単にインフルエンザの検査をしなかったから!!

当時のことをよく思い出すと、どうでしょう、発熱して風邪、インフルエンザみたいな症状が出たらどうされましたか。コロナ流行前でしたら医者に行ってインフルエンザの検査をしてもらいましたよね。それでかかっていればインフルエンザ患者としてカウントされるわけです。ところがコロナ禍の今回は?まず医者は診療拒否でした。そして保健所。保健所の指示でPCR検査。そして陽性だったらコロナ患者。では運よく陰性だった時ですが、改めてインフルエンザの確認のためといってといって開業医のところへ行きましたか?第一陰性でしたと言ってもお医者さんは受け付けてくれなかったでしょう。つまり、インフルエンザ患者が少なかったのは、単にインフルエンザ検査をする機会がなかっだけなのです。この説を近藤誠氏の本で見たときは本当に目から鱗でした。ウイルス干渉なんて高尚な話でなく、な~んだという類のくだらない理由です。

ということは、去年インフルエンザウイルスは周りに普通にいたということですから、当然免疫もできたはずです。ですから、今冬インフルエンザが特別流行すると決めつけるのは早計だと思います。よって、むやみにインフルエンザワクチンに群がる必要はありません。落ち着きましょう、いうのが不肖RECOCAの提案です。

◎秋の歌

秋の歌はたくさんありますが、滝廉太郎のこんな曲はいかがですか。月をテーマにした歌です。滝廉太郎の月の歌というと荒城の月ですが、今回紹介するのはそれではありません。「秋の月」です。作詞も本人。RECOCAの大のお気に入りの曲です。

  秋の月

 作詞作曲 滝廉太郎

光はいつも変わらぬものを

ことさら秋の月のかげは

などか人にもの思わする

などか人にもの思わする

あぁ、鳴く虫も同じ心か

あぁ、鳴く虫も同じ心か

声のかなしき

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