耳のトラブル

即興俳句

山越えていつか来た道春八十路 RECOCA

さて、高齢になってくると耳のトラブルに見舞われる方結構多いですね。典型的なのが難聴と耳鳴りです。これは耳鼻科にかかっても全く効果ないようですね。効果ないといえば整形外科の腰痛も。結局、生き死にに関係ない医療は効いても効かなくてもどうでもいいのか全く進歩しません。10年くらい前までは、私の耳は他の器官に比べて機能健全の自信があったのですが、最近は衰えを実感するようになりました。でも生活に支障をきたすほどではないのが幸いです。まず聴力。おかしいと気付いたのは、クラシック音楽をTVで聴いているとき、ピアニッシモ(再弱音)が聞こえなくなったのです。指揮者の身振りは動いているのに無音。その典型の曲はシューベルトの未完成交響曲の第一楽章の出だしです。再弱音から始まるので聞こえないと変な感じがします。下の動画を見てください。曲が始まってから25秒間、オーボエソロが始まるまで私にはほとんど無音なのです。指揮者の手は動いているので曲が始まっているはず。はじめTVの故障かと思いました。もしこれが普通に聞こえれば健全な聴力の証です。

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次の問題は耳鳴り。これも10年くらい前から気が付きました。耳鳴りの音は人によって千差万別だと思いますが、私の音は「シーン」という高音です。蝉の音ほどのうるささはありません。10年前これが始まったころは耳鳴りとは気づきませんでした。回りが無音で静かになると聞こえるので耳のせいだと分かりました。その音量は年々大きくなっているようです。しかし、回りの騒音に囲まれると全く聞こえなくなるのです。東久留米の自宅は車の音とかの環境音ゼロなので、今こうしてブログを書いていると盛んに鳴っています。しかし、オカリナ、リコーダーの合奏には支障ないのでそのまま共存しています。

耳鳴りには静かな環境はだめだというチラシを見つけたので、耳鳴りを気にしている方々の参考までに上げておきます。

・・・音響療法で耳トレ・・・

一言で言えば、回りから音を取り入れて耳鳴りに慣れ、気にならなくすることをゴールとする治療法です。取り入れる音は鳥のさえずり、波の音など自然音が良い。ポイントは静かな環境を作らない、様々な音に囲まれている状態を維持することです。効果的な食品⇒たまねぎ、ニンニク、わけぎ、らっきょう、ニラ、バナナ、ゴマ、煮干し、卵、大豆

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