唱歌・冬の夜、回想

文部省唱歌に冬の夜というのがある。年配の方はもちろんご存じですよね。♪ともしび近く衣縫う母は~で始まる曲です。吹雪の夜、囲炉裏のそばで夜なべをする両親が居並ぶ子供たちにいろんな楽しい話を聞かせながら夜を過ごすという風景を描いた歌です。

4年前オカリナで演奏してユーチューブにアップしました。すっかり忘れていたのですが、この演奏に対しいてとても心温まるコメントが数日前に届きました。子供のころの母上の思い出が蘇ったそうです。こんな拙い演奏からでも時にはそんな奇跡が起きるのだと驚き、ここに再録しました。

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某氏コメント

ありがとう ありがとう すばらしい 演奏です。 感謝しかありません  冬は冷たく 寒く 暗く 貧しかった我が家は 一層悲しく感じました。   幼き日 家の貧しさを 母に訴えた 悲しみがよみがえります。 もう少し 大人であったらと思います。悲しい言葉をかけて 母を悲しませた 思いでは 今も深く心に 残っています。  父は 黙っているだけでした。でも 子供五人 あそんで疲れて・・・ ご飯だけは ありました。  母は 私達子供に「腹減った。それだけは 言わないでくれ」とよく言った ものです。この歌を聴きますと 母を思いだます。」